嫁です。楽しかったヨーロッパでの約2か月間を終え、現在は南米にやってきました。ブエノスアイレスの空港で15時間のトランジット。笑 夫婦してこの旅で時間つぶしが上手になったぁ。南米もアフリカ同様に気を引き締めていこうと思います!
では、いよいよアイスランドレンタカーの旅がスタートです!今回は首都レイキャビックを出発して、アイスランドの南部へと向かいます。南部の見所はすべて国道1号線(リングロード)沿いにあるためアクセスしやすい!南部はアイスランドの中では比較的温かく、道路の凍結もなく走りやすかったです。
今回、私たちが冬のアイスランドを臨むにあたって懸念していたことは道路状況です。でも大丈夫!道路状況をタイムリーに更新しているサイト「Road conditions in Iceland」を常にチェックしていたおかげで、結果的に最後まで混乱することなく安全に旅をすることができました。冬のアイスランドをレンタカー旅する方はぜひ活用することをお勧めします。
裏見の滝!Seljalandsfossへ!
まず最初はアイスランドの南部に位置するセリャラントスフォスという滝へ。
【Seljalandsfossセリャラントスフォス】
8:30にレイキャビックの宿を出発するも、外は真っ暗。それもそのはず、この日の日の出時刻は11:00なのだ。暗闇の中、レイキャビックから約3時間車を走らせたところで滝に到着(途中SIMを購入したり、マートや酒屋Vinbudinに寄ったりした)。ちょうど周囲が薄っすらと明るくなってきたところだが、明るいと言ってもあいにくの雨で曇り空。滝の駐車場は700クロナ(約661円)を支払うが機械に何度もリジェクトされる。機械精算のため正直支払っていない人も多かった印象で、旦那も諦めた模様。さて、滝を見に車を降りるが…
突風。
雨。
寒い。笑
いやいや、そんなことは言ってられない。皆んなで勢いよく車から出て今度こそ滝へ!!!
後ほど宿のオーナーから聞いた話に寄ると、私たちが来る2~3週間前は雪が続き積雪が1m程あったが、ここ数日は例年より4~5℃気温が高いのだそう。確かに風さえ吹いてなければ温かい。アウシュビッツの方が余程寒かった気がする。
嫁「寒い!雨が冷たいよ!」
旦那「これは雨じゃなくて滝だから!」
そう、60mもの高さから勢いよく流れる滝は水しぶきがものすごい。滝の裏側に回れることも人気の1つで、これまた美しく、水しぶきもたくさん浴びる。落ちていく滝の水しぶきが風の流れにのって舞い上がる様子はまるでファンタジーの世界のよう。
滝を見終えたあとは、駐車場でランチのためラーメン作り。突風のため4人がかりで体を張って風よけを作る。笑
ハンガリーで購入しておいた「出前一丁」を茹でてみんなで美味しくいただいた。このラーメン、クオリティが高い。また出会ったら買いだめしておこう。笑 みんなで食べるから余計に美味しいのだけれどね。
あまりの美味しさに直角の姿勢でラーメンに食いつく旦那。
アイスランド語で「森の滝」と呼ばれるSkogafossへ!
お次はセリャラントスフォスから30分程の場所にある、スコガフォスという滝へ。
【Skogafossスコガフォス】
高さ60m、幅45mのスコガフォスの滝は目の前に行くこともできるし、階段を上がって上から見下ろすこともできる!
両方迫力があるが、個人的にはやはり水しぶきを浴びながら目の前で眺めた方が滝の迫力を感じることができた。
米軍の墜落した飛行機
スコガフォスから車で10分程の場所にあるのが、1973年に米軍の墜落した飛行機がそのまま残されているスポット。
【Solheimasandur Plane Wreck】
嫁「墜落した飛行機が残っているなんて 少し不気味な気もするなぁ」
旦那「幸いにも全員生還したんだよ!だからきっと残されているんじゃないかな!」
看板のない駐車場に車を停め、ここから約45分歩く。周囲には何もない、ただひたすらに真っ直ぐな砂利道。本来ならここも雪景色なのだろう。幸いにも雨が上がり、綺麗な空とともに海と飛行機が見えてきた。この日の日の入り時刻は15:30、なんとか暗くなる前に間に合った!
嫁「墜落した飛行機の上に人がのってるよ。亡くなった方のご家族の気持ちを考えと…乗れないなぁ」
旦那「だから!全員無事生きていたんだよ!奇跡の飛行機なの!」
そうだった。というわけで私たちも記念撮影。この上に乗るのは私にとっては意外と難しく、皆んなに助けてもらった。写真を見ると腰が引けているのがよくわかる。笑
縁起の良い飛行機と言うことで…
KEIKOさん「この旅が無事に過ごせますように!なむなむ。」
さすがKEIKOさん!これで私たち4人は事故なく安全にアイスランドの旅を続けることができるでしょう!
4人で仲良く車中泊
この日は翌日のアイスケイブツアーに向けて、集合場所の駐車場で車中泊(No camping&overnightの看板がありましたが…特に問題ありませんでした)。そしてこの日の最大の問題が!!なんと私たちのネパールから愛用してきたバーナーが故障。この日はお米を炊いて豚肉を焼く予定だったのに…一旦中止。幸いにも朝ごはん用にと買い込んでいた、値下げになっていた99クロナ(93円)サンドイッチ(定価700-1000円)を夕飯に。
【セリャラントスフォスの手前にあるVinbudin】
何気なく購入しておいたサンドイッチに助けられるとは。一方で旦那はしょんぼり。悩みに悩んで購入し、今までお世話になってきたから無理もないよね。とりあえず日本で修理に出して、ここでは新しいのを見つけるしかないのか…⁈サンドイッチにビールで 皆んなで旦那を励ましつつ、この日は就寝した。
私はヒートテック+ユニクロフリース+ダウンジャケット+ネパールで購入した寝袋で朝まで寒さを感じることなく眠ることができた。途中で寒くなったらゴアテックスのジャケットや極暖ヒートテックを着るつもりであったが、お世話にならずに済んだ!ちなみに…新聞紙を窓に張る(挟む)ことでだいぶ冷気も防ぐこともできた!
前に男性2人、後ろに女性2人が埋もれている図。
仲間と一緒に食べればサンドイッチだって何倍も美味しい食べ物になるし、仲間と一緒に過ごせば寒さなんて吹っ飛んで身も心も温かく眠れることを感じた1日。
コメント
ヨーロッパを離れ南米に入ったとか、5/11モンゴルをスタートした旅もいよいよ終盤です。私は毎朝毎晩、仏壇に、布袋様に普賢菩薩様にお参り
「どうぞ二人の旅が平安で無事であるようお守りくださいと、香をたき手を合わせるのが日課です。そして、二人の旅をネット上で随行するがごとくブログを開きます。緊張と楽しみの入り混じった気持ちで読み進めます。3月、元気な顔を見るまでは緊張感は緩まないのですが、正直なところ最近のブログにワクワク感が半減している自分がいました。
1年間の休職という職場の寛大なご配慮をいただいて実現したた旅が、最近、「えっ、この旅の目的は sightseeing? 」って思えたりしていたのです。出発の前日、パッキングしている時「再度聞くね、旅の目的は?」との私の質問に君が答えるのを聞いて私は納得。(強靭な精神力を身につけて無事に帰って来る)と思ったのに(近頃、浮かれてるのかな? その国ならではの文化や生活や人々を貪欲にみてるの?)って感じたりしていました。
そんな矢先、12/3記「読み物・半年を終えて思うこと」を読み落としていて今日気づきました。読み終えて、単なるsightseeingであるはずがない、これまでの旅程に君が得たものは抱えきれないほど大きい、とひしひしと伝わって来て涙がウルウルしました。この旅の成果が表われるのは帰国してすぐではなく、君のこれからの人生を歩んでいく長い道のりにです。
社会人として、生活者として、医師として、やがて親としての人生の折々に、活かされて行くのだと私は考えます。
今は、身体に気を付け、細心の注意をはらい、元気な姿で旅のフィナーレを迎えられますように。
from grandmom
私の2019年年賀状
迎春
「明日は」「明日は」と言いながら今日と言う「一日」を無駄に 過ごしたら、「明日」もまた空しく過ごすに違いない。
「明日」とは、今日というい一日の中にあるのだ。
(亀井勝一郎・名言集より)
「和顔愛語」を心に、「今日」悔いなく生きたいと思う年の初め
です。