【アルゼンチン】怒涛のフィッツロイ3本連続トレッキング!フィッツロイキャンプと初日の出

アルゼンチン
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旦那です。

というわけで今回は前々回記事から引き続きフィッツロイの話。フィッツロイトレッキングについてのまとめは前回記事たちを参照ください。

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フィッツロイに年末行き、初日の出を見てきた実際の詳細を書いていきます。

初日の出はキャンプから山頂でみよう!かっこよくね?!

なんて軽い気持ちから始まった年末のフィッツロイトレッキング。それがあんな地獄スケジュールになるなんて考えてもいませんでした。ちなみに僕たちの登山スケジュールはこちら。

  • 2018年12月31日:カプリ湖→ポインスノットキャンプサイト→ロストレス湖→ポインスノット泊
  • 2019年1月1日:ポインスノットキャンプサイト→ロストレス湖→エルチャルテン→ホテル泊(仮眠)
  • 2019年1月2日:深夜エルチャルテン→ロストレス湖→エルチャルテン→エルカラファテ

さて、それではいかにして僕たちが3日間で3回も頂上へ挑んだのか解説していきます。

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1日目:大荷物を持ってトレッキング開始!!

キャンプトレッキングをすることが決まっていたため、フィッツロイを目指しエルカラファテからエルチャルテンへ移動する僕ら。エルチャルテンはカラファテと比べるとやや物価が高めなため、前日のうちに数日分の食料を買い込んで移動しました。

嫁「なんで大晦日なのにこんな大荷物抱えて山登らんといけないのよ!!」

今日は12月31日。年越しフィッツロイでしよう!って約束したのになぜか怒られる僕。嫁をなだめてピックアップに来てくれたバンでエルチャルテンへ移動します。

ビジターセンターで説明を受け、

町を抜けて登山を開始します。

数日分の食料、テント寝袋など詰めたバックパックはパンパン。残りの荷物はカラファテの宿に置かせてもらいましたが、すごい重さでした。

テントを持ってないはずなのに、なぜか僕と同じくらい重たい嫁のメインバッグ。…あ、バックパックが妙に傾いているのはいつものことです。

ちなみにエルチャルテンの町はというと、年末なのもあってスーパーは一軒くらいしか開いてませんでした。

僕たちはカラファテで必要なものはすべて揃えてきたので、そのまま町の北にある登山口へ向かいます。

11:00  登山口から登山開始

登山口はエルチャルテンの北のはずれにあります。とは言っても登山届を出す場所があるわけではなく、ルートマップがあるくらいです。

ちなみに入口には当日の風速予報があります。というのもパタゴニアは世界的に見ても風が強いことで有名なトレッキングルート。町でも風速50km/hrを超えることがありますので、頂上では注意が必要です。

ちなみに年末はというと…

Extremo(最強)でした。

嫁「登らないほうがいいんじゃないのこれ?」

旦那「フィッツロイ登山は最後がきついだけだから大丈夫!!行くよー」

もうここまで来たから引くに引けず出発。というわけでさっそく登山開始!

しばらくは見晴らしのいい、パタゴニアらしい景色が広がります。いやー雄大だ。写真を撮りまくり進む僕。

あれ?嫁がいない。戻ってみると荷物を置いて休んでた。

嫁「聞いてたより全然きついじゃん!!!」

確かに嫁にとってはジョージアのコルルディ湖ぶりのキャンプトレッキング。重たい荷物を背負ってはきつかったようです。ジョージアの秘境コルルディ湖でキャンプした話は以下からご覧ください。

【ジョージア】超おすすめ!!コルルディ湖 Koruldi lakeでキャンプハイキング!カズベキとウシュグリへ!
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少し休憩して出発します。

しばらく歩くとカプリ湖と展望台への分岐点に到着します。カプリか展望台、どちらのルートを行っても最終的な歩行距離は変わりませんので好きなルートを選んでOK。僕たちはカプリ湖へ行くことに。

13:00  カプリ湖着・昼休憩

登山口から2時間、ほぼ予定通りカプリ湖に到着。

カプリ湖周辺にはトイレも一応ありました。

本来ならここからフィッツロイを見ることができるのですが、めっちゃ曇ってます。ひとまずご飯休憩。

僕たちのパタゴニア登山の定番メニューとなったハムチーズケチャップサンドイッチ。1食100円。材料はどこでも入手できるし、日持ちするし、タンパク質と炭水化物を手軽に摂取できるので連日登山の時にはおすすめです。

陽射しが出ていないとカプリ湖周辺も上着を着ないと寒いくらいに冷えます。身体が冷えるのでさっと食事をとってまた出発します。

13:20  カプリ湖出発

カプリ湖周辺からはフラットコースになったため、嫁のペースが上がる上がる。

カプリ湖をこえると難易度はぐっと下がって歩きやすいコースが続き、気持ちよくトレッキングできます。ちなみに画面右奥にはちらっと氷河も観られます。

キャンプサイトを目指します。

15:00  ポインスノットキャンプサイト着

登山開始からちょうど3時間。無事にポインスノットキャンプサイトに到着。

キャンプサイトからはフィッツロイが見えるのでコンディションの確認ができます。(この日は曇りがちだったので微妙ですが…)

しかし、オンシーズンのためか年末だからかキャンプサイトにはすでに沢山のテントが。設営できる場所があまりありませんでした。

なんとか設営許可範囲ギリギリにテント設営できる場所を見つけたのですぐにテントをはります。雨・風が強い地区のためフライングシートは必ず張ってテグやロープでテントを固定することを推奨します。

【フィッツロイのキャンプサイト】キャンプサイト内であればどこにテントを張ってもOK。もちろん無料。テント設置にオススメの場所は以下を満たすことが望ましいです。①写真のように木が組まれている場所(組木が防風柵になって火を起こしやすかったり、テントが飛ばないように括り付けたりすることができる)②大きな木の下(葉が雨よけになる)ただし焚火は厳禁のため注意。

15:10  ロストレス湖アタック開始

思ったよりも早くついてしまいテントも設置したためやることがなくなった僕たち。

嫁「明日頂上いくじゃん?暗い中初めての道歩くの嫌だ。今のうち登ろうよ!」

さっきまで疲れ切っていたのに平地を歩いて荷物を下ろしたら元気になった嫁。

たしかに嫁を連れて暗い登山道を初回アタックするのは危険だな。というわけで道に慣れるため、1回目のロストレス湖アタックをすることに。パタゴニアは日が長いのでキャンプサイト-ロストレス湖ピストンしても十分に明るいうちに帰ってこられる時間なので安心です。

大きな荷物はテントに置いてアタックを開始します。

【ロストレス湖アタックの注意】ロストレス湖周辺は風が強く非常に寒いです。大きな荷物はテントに置いてOKですが、防寒着、飲料水は持っていきましょう。

ポインスノットキャンプサイトから頂上にいくまでには小川を1つ越えます。ペットボトルや水筒を持っていればここで水が汲めます。

※一応アルゼンチン政府によるとこの小川は飲水可能となっていますが、真偽は定かではありませんので自己責任でお願いします。

小川の保全のため洗い物などは川から30歩離れること。とルールが明記されています。

僕たちは煮沸して飲んでいました。

キャンプサイトから10分くらい歩くと本格的な登りになります。ここがよく言われるフィッツロイトレッキングで一番きついコースです(難易度は高くないのですが急激な登りのため)。脅し文句がたくさん書かれてる看板があります。

ここからロストレス湖まではゆっくり登ってちょうど1時間くらい。岩肌の登りになります。

不安定な足場が大嫌いな嫁にとっては苦痛だったようでした。風も強くなってきてなかなか前に進めない。

それでも1時間くらいでロストレス湖へ到着!

16:20  ロストレス湖着(1回目)

1回目のフィッツロイ山は…

案の定曇り。全然見えない。

反対側は晴れていたのに。

風が強くめちゃめちゃ寒かったため、画角を確かめ晴れることを祈願してすぐに下山開始。

この日は年末だったためせっかくだから盛大に祝おう!ということで豪華に夕食作り。

ステーキ。(アルゼンチンは牛肉が50円/100gと格安)

炊き立ての白米。

そしてビール!

嫁のクッキングスキルのおかげで超豪華な大晦日に。

最後にアイスランドで買ってきたそばをゆでて…

年越しそば!!

※だし汁はだしの素と醤油で作製。

日が沈むとすっかり寒くなり翌日も早かったため早々と寝ることに。

2日目:2回目のアタック!初日の出とフィッツロイ

1月1日。新年を山の中で迎えた僕たち、赤フィッツロイに向けて朝3:30には起床しました。周囲はもちろん真っ暗。肉眼でフィッツロイ山は見えないため、キャンプサイトから一眼レフで長時間露光してフィッツロイ山を撮影してみる。

うーん…曇り。なんも見えない。しかし一日分の食料しか持ってきていなかったため、下山する予定。ひとまずアタックしてみることに。

3:50  ロストレス湖アタック(2回目)

この時の日の出予定は5:50。夜道を歩くため少し早めに出発しました。足場が悪く真っ暗のためヘッドライトもしくはハンドライト必須です。

前日に登頂していたため特に道に迷うことはありませんでした。

5:05  ロストレス湖着

登っている途中から少しずつ明るくなり後半はヘッドライトも使用せず。思ったよりも早く登頂。天気は…悪い。

晴れるのを待ちます。反対側の東の空はだんだんと明るくなっていきます。

そしてついに…

初日の出!!まさか2019年の初日の出をパタゴニアの山の中で迎えることになるとは思いませんでしたがばっちり見えました。

肝心のフィッツロイは……

赤くなってきたけどギリギリ見えない!!結局しっかり見えたのはこれが限界…

肝心のフィッツロイ山は雲が被って見えませんでした。陽が登ったとしてもロストレス湖はとにかく寒い!

嫁「人生の中でパタゴニアが一番寒い思いをした」

というくらい本当に冷えました。

真冬のアイスランドを突破した装備でも、手足が寒すぎたため日の出から1.5時間くらい待って下山を開始しました。

8:30  キャンプ場着・朝食

余りに寒すぎるので下山開始。岩山のため嫁の下りのペースはとっても遅かったですが、1時間程でなんとかポインスノットキャンプサイトへ。※嫁は砂利道・岩山の下りがとても苦手。

KEIKOさんおすすめの汁なしインスタントラーメン(アイスランドで入手)とウインナーでサクッと朝食。

小川で水が汲めるのでお湯はいくらでも沸かすことができます。日本でも世界でも、山の中で飲むコーヒーは格別。

本来ならばここで下山せずキャンプを継続するのも手段であったのですが、食料が足りずテントを片付けて下山を開始します。

10:10  下山開始

食料と水が減っているので下りは楽に進めます。しかしこの日は天気が悪くやや雨、暴風でした。

13:40  エルチャルテン登山口

思ったよりも時間がかかりましたが、3時間半で無事に登山口まで下山。お正月だったというのにフィッツロイに満足できず晴れやかな気持ちにならなかった僕たち、というか僕。

旦那「明日もう一回のぼr…」

嫁「今日フィッツロイ見られたよね!もういいよね!うんうん。だってきりないよ赤フィッツロイみるまで延々といるとか、そんな興味ないでしょ!!もういいよ、カラファテ帰ろう」

えらい饒舌やな!!

確かに嫁にとってみればキャンピング用品と食料を抱えて登るのは中々きつかったようでした。しかもこの時すでに、数日後のエルカラファテ発氷河トレッキングツアーを申し込んでしまっていたため、自由に使える時間がたくさんあるわけではありませんでした。

結局嫁と協議した結果…下山してきた夜中スタートで、日帰りアタックをしてそのままカラファテに帰ろうという結論に。

……というわけでクレイジージャーニーはまだまだ続きます。次回は明日というか今日の深夜1:00発で行った日帰りフィッツロイについてです。

旦那

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