旦那です。リアルタイムでは水の都ベネチアにいます。イタリアはもう物価が高くて高くて、そろそろ逃げ出したい気持ちで全力…なんてことは奥さんには、もちろん言えません。笑
あ、ご無沙汰していました。というのも冬のアイスランド予約諸々に追われていたのでブログ更新は嫁にやってもらっていました。
無事に!!よーやく無事に!世界一周のハイライトの1つである冬のアイスランド予定が決まったので、こうしてブログ更新できています!いつもありがとうございます。
アイスランドから南米への飛行機が高すぎて震えていますが、なんとかアイスランドは安く済みそうなので一安心です。
はい、というわけで今回はタイトルのまんま。
アフリカ最高峰のサファリであるサウスルアングワでサファリをした話。僕たち夫婦は、アフリカでサファリに行くならば、ここルアングワ国立公園を圧倒的かつ絶対的にお勧めします。アフリカ縦断を終えた今も、エトーシャ国立公園と並んでその余韻は残っています。
というのもとにかく安い!(チョベがコスパ最高!と聞きますが、サファリと周辺環境のクオリティを考慮すると断然サウスルワングワ)
動物との距離が近い!!本当に目の前です。
そして何よりキャンプサイトのクオリティが高い!※注意点はありますが…詳しくは後述。
というわけで今回は、
・サウスルワングワの宿情報
・サファリの値段と内容
・実際のサウスルワングワ国立公園の滞在
・ウォーキングサファリってこんなやつ!
について話そうと思います。前回記事ではここサウスルワングワ国立公園への移動を嫁がお伝えしました。
【サウスルアングワ国立公園への行き方まとめ】

その続きから。
目次
サウスルアングワ国立公園に到着!まずはキャンプサイトを散策!
さて、無事にチパタからサウスルワングワ国立公園のおひざ元であるムフエまでバスで移動してきた僕たち。今回お世話になる【croc valley campsite】まで【グリーンバス】で送ってもらいました!
サウスルワングワのキャンプサイト:クロックバレー
【croc valley camp】
値段:12ドル/人
クロックバレーのオフィシャルサイトはこちらから。アクティビティの値段など詳細が書かれており、キャンプサイトの予約もできます。
キャンプサイト:ワイルドライフキャンプ
実はここ、クロックバレー以外にももう一つ目を付けていたキャンプサイトがありました。
それが【wildlife camp】というキャンプサイト。
【wildlife camp】
値段:キャンプサイト12ドル/人
欧米人は利用するキャンプサイトらしく、アフリカ縦断ツアーに参加しているNずみから情報を仕入れていたので最後まで悩みました。croc valley同様に、オフィシャルサイトがとても分かりやすいのでぜひ見てみてください。
しかしこちらのキャンプサイトは、ムフエから遠いこととアクティビティの値段が少し高いことから行きませんでした。(ここに宿泊したNずみ情報によると、まあ普通だったけどよかったそうです。笑)
さて無事に着いたので、さっそくチェックインします。とても気さくなオーナーでキャンプサイト内を案内してくれます。
オーナー「この辺の地面ならどこでも使っていいよ!」
とのことで、適当にテントを立てます。
僕たちのテントは小さめの2人用のため、テント内にメインバッグを入れる余裕がありません。
※以前ジョージアのコルルディ湖でキャンプした際に三人で寝たことがあったのですが、寝返りはできないくらいせまかったです。詳しくは下の記事から。

そこで今回僕たちが取った手段はこちら!!
フライングシート(テントの外を覆っている防水防風シートのこと)で荷物を覆って、外に置くという方法です。
嫁「毎回思うけど、野蛮だよね方法が」
旦那「これ以上大きいテントは買えません…重くて…」
もちろん貴重品は持ち歩くかテント内に持っていきます。
この日は既にキャンプサイトの予約はいっぱいだったようで、欧米人のキャンプツアーが次々と来ていました。
その後オーナーからキャンプサイトの説明を続けて受けます。プールもあってなかなかクオリティが高い!!
嫁「いやあいい宿だねえ、これでテント12ドルだったら仕方ないかー」
※サファリのロッジに泊まると100ドルはします。
旦那「そうだね、プールまであるしね!!!」
なんて満足。しかしキッチンなど設備の説明が終わったのちにオーナーから一言。
オーナー「あ、このキャンプサイトの注意書きがかいてあるからくれぐれも読んでおいてね。読まないと死ぬから、ははは!」
旦那「おーけーおーけー!………ちょっと待って、え?読まないと死ぬってなに!?」
オーナー「ついて来いよ」
といってキャンプ場の外れにいってみるとその理由が明らかに。
ゾウだ。キャンプサイトにゾウがいる。
急いで嫁と注意書きを読みに。確かにキャンプサイトのいたるところに注意書きが。
これは要約すると「テント内と車に食物を絶対に置くな!!」の注意。象に襲われるから。そういえば…とサファリ博士のSHUN君の言葉を思い出す。
SHUN「アフリカで一番やばかったのは朝起きたらゾウに囲まれていた時っすよ!!」
あ、ここだ、SHUN君が死にかけたサファリ。
注意書きを読んでもなお
嫁「果物持ってたらゾウさんくるのかなあ」
といっている嫁の言葉を遮り、すぐさま持っていた食料をキッチンの倉庫に移す!!特にマンゴーとメロンって知識なんか誰も知らんわ!!!
このまま夜を迎えて大丈夫なのだろうか…と不安になる僕に
嫁「大丈夫だよ!私サファリの予約でもしておくから、せっかくだしプールでも入ってきたら?」
と気を使ってくれた奥様。暑かったし、暗くなる前にさっと入ってしまおうかなあ。と思ってプールに向かうとまたオーナーから一言。
オーナー「もう暗くなってきてるからプールには気をつけろよ!注意書きよまないと死ぬからな!」
おーけーおーけー!まーた適当なこといってんななんだよ暗くなったらプールに気をつけろって。
と思いプールに行くとこんな注意書き。
ふーん……プールは自己責任の利用ね、滞在してる人だけね、子どもは同伴する大人がいなくちゃだめね、そらそうね。眼鏡は…よくわからないね。夜は動物が出没するのね。
………いやいや!!!上4つ?3つ?はいいけど5番目の注意なに?!そして動物のシルエットやばくないか?カバとワニ?!
オーナー「ははは、夜になるとアリゲーターとカバがくるから気をつけろよ!暗くなったらでろよ!」
結局この日は入りませんでした。
※その後日中プールに入りましたが、特に問題ありませんのでご心配なく!!
サウスルアングワ国立公園のサファリを予約!!気になるお値段は…
さて、気を取り直して本題。
僕たちはここサウスルアングワのキャンプサイトに動物をみにきただけではありません!もちろんここにもサファリをしにきたんだ!!
サウスルアングワのサファリは一般的なゲームドライブからサファリ内をレンジャーと歩くウォーキングサファリ、ナイトサファリまでありバリエーション豊か。しかもナイトサファリなら夕方からドライブできるので日中、夜両方できるらしい。
せっかくなのでこのシーズンしかできないウォーキングサファリをやってみることに(ウォーキングサファリは雨季になると草木が生い茂り動物が目視できなくなりアブナイため、不可)!
そして同じ日にナイトサファリもできるよ!とオーナーが勧めてくれたことからせっかくなのでそのまま同日にナイトサファリもしてみることに!
お値段はウォーキングサファリ:56ドル、ナイトサファリ:45ドル、入場料:25ドル。占めて1人125ドルでした。もちろんザンビアクワチャ払いもできます。
※カード払いもできますが、カードだと5%くらいのコミッションが取られますのでできれば現金払いがおススメです。
この日はもう遅く、自炊をする時間がなかったため宿のレストランで食事をとることに。
ベジタブルナポリターナ 60クワチャ(550円)。長旅の疲れもあり我慢できずにコーラ15クワチャ(143円)も頼んでしまう僕。嫁の視線が痛いけどそんなことは気にしてられない!!!
翌日のウォーキングサファリは朝6:00集合のためすぐに就寝します。
しかし、このオーナーから脅されたゾウやアリゲーターの話にビビっていた僕は全然眠れず。
カバの鳴き声は一晩中聞こえるし、ガサガサ足音がすると思ったら超巨大なインパラ(サファリによくいる草食動物)がテントの隣を歩いてる。
リアルワイルドライフ。ジャングルの中で眠っているような錯覚に陥ります。※慣れると楽しいです。笑
いよいよサファリに出発!!!ウォーキングサファリはまるで○○ツアー。
サウスルアングワの美しい朝焼けと動物たちと
さて翌朝。朝日をみるために僕が目覚めてまずしたことは、周囲の安全確認。ゾウは…いない!荷物は…大丈夫!まるでレンジャーにでもなったかのような気分です。
しかしテントからでるてみるとガサガサとそこら中で物音が。
ヒヒ(英語だとバブーン)!!
あっちにもこっちにもヒヒ!!そこら中ヒヒだらけ!!!
確かに昨日にオーナーから荷物はなるべく隠しておけ、バブーンにいたずらされるから!!と言われたのはこういうことだったのか…。
嫁はめんどくさいから行かないとのことだったので、無数にいるヒヒをよけつつ1人朝日をみに向かいます。ほんと動物以外には興味がない嫁。
アブナイ間に合った…!!!そして日が昇ります。乾季のため、ルワングワ川はだいぶ干上がっていますが、綺麗な朝焼けです。
よーく目を凝らしてみると遠くにカバが!!
おお、遠くで鳴いていたのはお前か。すると頭上からガサガサ物音が!
またお前(ヒヒ)かよ!!
その後しばらく夕日をみて、時間になったため嫁を起こして集合場所に向かいます。
いざウォーキングサファリへ!しかしその実際は…
参加者は僕たちの他に5人、計7人。ドライバーと銃を持ったレンジャーが引率してくれてサファリへ向かいます。さっそく出発!!
すると宿から出て全然進んでないところで急に車が停止!
嫁「○×△◆☆♪!!!!!!!!!!!!」
まさかのキャンプサイト100m圏内で象の大群!!!ここにもゾウ
あそこにもゾウ。
ゾウ、ゾウ、ゾウ、ゾウ。またゾウ!
感動通り越して恐怖。
まじで食料をすべてキッチンにおいてきてよかったと本気で思った瞬間でした。これだけ宿の近くに動物がいる環境はどこのアフリカのサファリにもないと回り終わった今でも思います。
しばらくゾウを眺めた後、移動を再開します。10分経たないで国立公園のゲートに到着。ここで入場料現金25ドルを支払って中に入ります。
※入場料の領収書はありませんが、ご心配なく!夕方提示は不要です。
そこからしばらく車をはしらせます。ゲームドライブの車は別方向に行く中僕たちの車はサファリの奥地に。
そしておもむろに車を停められ、降ろされます。
ガイド「いいか、絶対に俺の前にいくな、立ち止まるな、何かあったら声をだせ。トイレは俺に言え。写真を撮るときも言え。死ぬぞ!」
進撃の巨人の調査兵団にでもなった気分になったのは一瞬、ここ二日で死ぬぞ、って何回聞いたのだろうかと思うのは僕だけだったのか。
てかソルジャーとガイドのどちらかは一番後ろになってくれるのかと思ったら、お前ら二人とも前歩くのかよ!!!
嫁「ぞうさん会えるかな!!!」
もうあったじゃん!歩いてるときにゾウなんか会いたくないぞ。と思いつつ出発。サファリをどんどん歩きます。
しかしいざ始まってみると、やっぱりサファリはワクワクする。
タンザニアのセレンゲティでは車から降りた時点で罰金と強制退去という話を聞いていたので、サファリを歩いているのは不思議な感覚でした。是非セレンゲティ編と比較してご覧ください。

もくもくと進みます。
すると何やら動物が!!
あ、あれは!!
BIG5の一角、バッファロー!!!セレンゲティで見飽きるほど見ましたが、同じ目線でみる動物は何とも言えない緊張感。いままで車の上で高みの担保された安全が消滅し、突如として野生の動物と同じ立場に立たされると、僕たち人間も同じ動物なんだと実感する。
しかしこのバッファローじっとこちらをみて、動かない。
仲間たちもどんどん集まってきます。
そしてゆっくり水場を求めて移動していきました。
ガイド「バッファローは気性が荒いことでも有名だから、あまり近づくなそして大きな音を立てるな。突進されたら即死だぞ」
また死ぬなんてそんな物騒な話が…。バッファローの群れを見送って次の目的地へ。
銃を持ったソルジャーがいますが、これ、動物が襲ってきてどうやって対応するんだろう。
嫁「ゾウさん来たら撃たれちゃうのかな…」
いやゾウさんにこの銃だけで対応するのは無理じゃないのかなあ…。
ガイドが立ち止まります。
ガイド「見ろこれはハイエナのう○こだ!骨まで食べるから白いう○こになるんだ!」
ほうほう。
ガイド「こっちはゾウのう○こだ!大きいだろう」
ほうほう。
ガイド「これはシマウマが転がって砂浴びした跡だ」
ほうほう。
ガイド「おお!みろ!ゾウの足跡だ!」
その後も続くキリンのう○こ、インパラのう○こをひたすら見続け歩くこと2時間。
いや、もういいよ!!!!!!!!そして、う○こに質問しまくる外国人女子たち。すすまない。
嫁「うーんこれじゃあ、う○こサファリだよ。動物さんがみたいよ!」
さすがの嫁も疲れたよう。うん、確かにやってることはまるでマタギ。※おかげでその後のサファリでは足跡とフンからどんな動物がいるのか判別できるようになりました。
結局2時間半程あるき9:00ころ車に戻り休憩!!!長かったう○こサファリが終わりました。ウォーキングサファリはこんなもんらしいです。
ウォーキングサファリ終わりのゲームドライブに感動は待っていた!!
10分くらい休憩して、車に乗り込み帰るのかと思いきやここから30分程ゲームドライブが始まります。全然動物が見られなかったので残念でしたが、急遽回ることに!
ここからがすごかった。
沢山の車が集まっているところに行ってみると。
あ、あれは………!!!
BIG5!ヒョウ!!近い!!
目もあけてくれました。肉食動物があまり得意じゃない嫁も
嫁「か、かわいい…悔しいけど…」
と思わずこぼすくらいの近さ!!!
子どものヒョウも同じ木にいました。
そして、バッファローの朽ち果てた死体とそれに群がるハゲコウたち。
動物園では決して見られない、野生の厳しさを感じる風景です。
そして道にはキリンが!
横断していきます!!
嫁「キリンさんだよ!!!キリンさん!!キリンさーーーーーーん!!!!○×△*×☆$$!!!!!」
近いねえ。うんうん。
そして最後はもちろんお約束の。
はい、こいつがキャンプサイト付近にいて終わりました。笑
サウスルアングワの動物たちはとにかく近い!!!そして本当に野生を身近に感じられる。セレンゲティやチョベ、エトーシャなど有名なサファリは割と行ったけど、【圧倒的な野生】を感じたのはここが抜群だった。
長くなりそうなので今回はここまで、次回記事でナイトサファリについて書きます!!
旦那。
コメント