旦那です。リアルタイムではブタペストにいます。ポーランドへ向かうまで暇しています。
おしゃれな町。僕は会う日本人皆にヨーロッパよりも南米が似合うといわれてへこんでいます。酷い話だ!
対照的に嫁は今までになくご機嫌です。
さて、今回はザンビアにある世界三大瀑布のビクトリアフォールズに行った話。ビクトリアの滝シリーズ前編。一日でデビルズプールとジンバブエサイドの滝を観光したのですが、長くなるので分けて書きます。
今回はデビルズプールについてです。
・リビングストンの宿情報。
・デビルズプールの値段と予約方法。
・デビルズプールへの行き方と実際。
さっそくいきましょう!!
目次
ザンビアの快適安宿【fawlty towers】
今回僕たちが滞在したのはここFawlty towers。実はアフリカで超有名な安宿の1つ。値段はドミトー8ドルで超広いキッチンとベッド、共有スペースが使えます。
日中だけですが、コーヒーも飲めます。唯一残念だったのは、wi-fiが使えなかったこと!長期滞在していた方によると普段は快適とのことだったので今回だけだったのかもしれませんね。
蚊が多いこと以外は快適でしたのでリビングストン滞在を考えていらっしゃる方は、ぜひご検討してください!
日本人もたくさん滞在されていますので、情報も集まります。僕たちもナミビア周遊メンバーのYASUとはここで出会ったため、今後ナミビア周遊を検討している皆さんはこちらで集めることもできます。
日本人だけでなく、欧米人にも人気のため乾季は満室なることも多いので必要に応じて予約することをお勧めします!
ビクトリアの滝へいこう!
リビングストンに来た最大の目的。そう、ビクトリアの滝へ行くため!!!
ビクトリアの滝と言えば、イグアス、ナイアガラと並ぶ世界三大瀑布の1つ。ジンバブエとザンビア国境にまたがる超巨大な滝で、最大落差108mは三大瀑布の中で最大です。また乾季と雨季で水量が最も変動する滝の1つでもあります。
ちなみにビクトリアの滝は、ザンビア・ジンバブエにまたがっているため、観光するならばザンビアサイド、ジンバブエサイドと分けて観光する必要があります。
ビクトリアの滝とリビングストンまでは10kmちょっと離れているため、町から歩いていくのはやや遠いです。
【ビクトリアの滝】
移動手段はタクシーを使うことがおおいです(片道600円くらい)。しかし僕たちの宿泊先【fawlty towers】には送迎バスが付いているので、それで行けば往路だけは無料になります。
※なお、デビルズプールへ参加する場合、11:00のプランならばこのシャトルバスに乗れば十分に間に合います。
乾季限定のアクティビティ!デビルズプールってなに?
さて、僕はどうしても乾季のビクトリアの滝に行くにあたりやりたいことがありました。
それが、デビルズプール!!
乾季(9月-12月)のザンビア側でできるやばめなアクティビティ。なぜ乾季のみかというと…
滝の淵で泳ぐことができます。
滝の外れまで泳いでいって滝の上から滝壺が見られるという、何ともクレイジーな今回のアクティビティ。乾季に来たんだからやるっきゃないっしょ!!!というわけで行ってみました。
デビルズプールへの行き方と予約
リビングストン現地発のツアーに参加することで行けます。基本的に前日申し込みですが、飛込でも参加可能です。
午前と午後のツアーがありますが、おすすめは値段が安い午前のツアーです。デビルズプールの午前ツアーは最安で行くならばツアー代75$+滝の入場料20$=95$です。現地のツアー会社もありますが、僕たちは滞在していたホテル【fawlty towers】のツアーデスクで依頼しました。出発時間は小刻みにありますがAM11:00のツアーなら送迎バスに乗せてもらえて、ツアー自体の値段も安いのでおすすめです。
前日のうちに申し込んで、さっそく翌日朝にいくことに。
【デビルズプールの持ち物】
- 水着(安いツアーだと着替える場所が乏しいので着用推奨!)
- サングラス
- カメラ(防水カメラがあると尚ベター)
- お金
- パスポート
- 飲料水
- スポーツサンダル(ビーチサンダルや靴だと裸足で歩いて滝まで行くことになります)
翌朝10:00に時間通りバンに乗り込みビクトリアの滝まで向かいます。15分ほどで到着。チケットオフィスの前で降ろしてもらえるので、ここでツアー会社の人と待合せます。
【チケットオフィス】
まずは中に入って滝への入場券を買います!
僕たち外国人観光客はペーパー最上段に記載されている通り入場料20$です。ザンビア国民なら1/20の値段なのになあ。
書いてある通りで、ザンビアクワチャもほぼ同じレートで使用可。
チケットを買ったら、今度はすぐ目の前のオフィスでデビルズプールの代金を支払います。
嫁「私泳ぐの苦手なんだよな。なんで嫌なことにお金かけなくちゃいけないの!!!」
旦那「もうここまで来たんだからやるしかないでしょ!」
なぜか怒る嫁。沢山の嫌いなことを克服してきました。頼むよここまで来たんだから!
デビルズプール利用料75$。ドルがもったいなかったため、一応クワチャ払いできるか聞いてみることに。
旦那「クワチャで払いたいんだけど…」
スタッフ「938クワチャだね!」
嫁「938クワチャは、79ドルだね‼高いよ」
こういう時は計算が早い嫁。79$-75$=4$の差額。むむむ…4$は大きいぞ!!しかしもうアフリカも終盤、ドルがあまりつつあったので節約のためアメリカドルで払いました。
支払いが終わると、ピックアップが来るまで待つように言われます。
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デビルズプールへむけ出発!!川?いや滝をカナヅチが泳いで渡る!
しばらく待つ。結局、11:15にピックアップのお兄ちゃんが来ました。今回は僕たち含めて4人で泳ぐとのことでした。
ガイド「急がないと!ほかのツアーとかぶるとお前らの泳ぐ時間がなくなるぞ!」
いやいや遅れてきたの誰だよ!!
というのもアフリカンタイムのため多めに見ることに。その後チケットオフィスから歩いてデビルズプールの拠点となるリビングストン島へ向かいます。
茂みの中を通ったり
岩場を歩いていきます。
ガイド「このリビングストン島は、雨季になると水没するんだ」
ああ、だから乾季しかデビルズプールできないわけね。
30分くらいでようやくリビングストン島へ到着!!
机と椅子があり、そこで飲み水をもらい、着替えたりして少し休憩します。
この時にスマホと防水カメラを預ければ写真を撮ってもらえます。念のため一眼レフはどうかと聞きましたが、拒否されました。PENTAXだから防水なのに…とおもいましたが、急いでいたためそそくさといくことに。
リビングストン島からデビルズプールまでは歩いて泳いで行きます。ここでビーチサンダルや靴の人は脱がされ、裸足でいくことになります。
おもむろにガイドが一言。
ガイド「この中で泳げないやつはいるか!?」
嫁「あ、わたs…」
ガイド「大丈夫だな!行くぞ!」
遮られとにかく行くことに。ゴウゴウと滝の噴煙がもう目の前に。
こわ!!!そして泳いで岸を渡ります。ちなみにここがデビルズプールに行くまでで最大の難所です。
ガイド「足はつかないから気をつけろ!ロープの反対側に行くなよ!滝の上流に向かって泳がないと滝つぼにまっしぐらだからな!よしついて来い!」
と言われとにかく行くことに…
嫁「いやーこれ無理でしょ…」
ぶつぶつ言いながら入水する嫁。
嫁「足付かない!!」
嫁「いやまって!!!!流れはやすぎだよ!!!」
嫁「ムリ無理無理!!死んじゃう!!」
犬かきでなんとか顔だけ水面に出している嫁。いやあよくしゃべる。
とおもっているとみるみる滝つぼに向かって流されていく。慌ててガイドが助けに行く。
ガイド「泳げないのか!なんで言わないんだ!」
いや、遮ってとりあえず行ったのあんたやん…。と思いつつもなんとかガイドの袖をつかませてもらって泳ぎ切った嫁。
あ、普通に泳げれば大丈夫ですのでご心配なく!!やや流れは速いですが、上流方向に泳げば問題ありません。
20mくらい足のつかないところを泳ぐといよいよデビルズプールへ!!
絶景のデビルズプール!!楽しい!!怖い!!…やっぱ楽しい!!!!
10分かからないくらい移動してようやくデビルズプールに!
嫁「帰りもあそこ泳ぐのか、憂鬱だ」
はいはい、がんばりました。
ガイド「あそこだ着いたぞ!」
…
…
…
?
どこ?
いったいどこにプールがあるんだ。と思っていると
ガイド「ここだ!」
いや、プールってか、もろ滝じゃん!これ流されないの?と思っていましたが、
ガイド「ここは流れが弱いから大丈夫だ、心配するな!」
と何とも説得力のない説明をされて、いよいよ崖の淵へ。まずは僕から泳いでいく。ちょっと、思ったよりも流されるんだけど!笑
そして滝の淵に!
ガイド「そこで手を離せ!!!」
うおーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
いや楽しい越えて、怖いよ!!!!滝の下は110mの崖。
水の流れ落ちる音がすごくて、注意点をおしえているようだけどガイドの声なんか聞こえない。
いや自分、実存かけて生きてるわって実感する瞬間。落ちたら死ぬな。てかこんな見ず知らずのガイドに命握られてるのか。なんて思ってたら笑えてきた。
ガイド「よし、次!!!」
嫁の番。
ガイド「あっちむいて写真撮ってるぞ!」
嫁「怖いよー。もうやだよー!」
と言いながらも楽しんでる嫁。ちなみにこんな写真をとっている時もちゃんと後ろからはガイドが足をつかんでくれているので安心。
外から見ていると面白い。
最後に2人で泳がせてもらって終了!結局プールにいた時間は20分くらい。4人でいったので、1人5分くらい写真撮影していました。
嫁「こわかったけどなんだかんだ楽しかった!!」
よかったよかった。その後しっかしガイドの袖につかまって快適に帰った奥様でした。
結果的にデビルズプールは泳げなくてもなんとかなりました。
島にもどると無料でジュースの差し入れをもらえます。ちなみにタオルも持ってきてもらえるので安心です。
その後はザンビアサイドの滝をガイドの解説付きで観光して、エントランスまで帰り解散します。
さて長くなりそうなので次の記事に渡します。次の記事はデビルズプール後、ジンバブエサイドの滝の観光に行く話です!
旦那
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