【チリ】南米登山ラッシュ1本目!パイネ国立公園で日帰りトレッキング!

チリ
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旦那です。リアルタイムではエクアドル・リオバンバにいます。

いよいよ人生初の6000m超え。登頂成功率50%以下の「地球で一番宇宙に近い山」に登ってきます。おそらくこの世界一周で一番過酷な挑戦になると思います。無事に帰ります、応援ください。

はい!というわけで南米を走りまくっているせいでブログ更新が大幅に遅れています。申し訳なし。こうやって中南米の情報って少なくなっていくんだろうなあと反省。きちんとエビデンス吟味して記事書くと、どうしてもまとまった時間が必要になります。ご容赦ください( ;∀;)

今回はいよいよパタゴニア一発目!パイネ国立公園を日帰りトレッキングした話。アウトドア夫婦の我々にとって憧れのパタゴニア。地球の裏側から、その実態を解説していきます!

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パタゴニアってなんや!!

さてまずはいつもの総論。そもそもパイネってなんや!パタゴニアってなんや!!って皆さんのために。知ってる人はごめんなさい。

そうですパタゴニアといえば…

こいつですね!

こちらのアウトドアブランドパタゴニアのモデルになった地方です。具体的にはアルゼンチンとチリの南部にまたがる広大な地方をさします。自然豊かな環境で、山登ラー(Nずみが僕たちのようなトレッキングバックパッカーを揶揄するときに使う隠語。※注※彼は山登りが嫌いという割に山を愛しています誤解がないよう!の僕たちとしてはなんとしても訪れたかった場所の1つであります。

パタゴニアの観光名所

パタゴニアには有名なスポットがいくつかあります。国を問わず南から挙げると

  • ビークル水道(拠点:ウシュアイア・アルゼンチン)
  • パイネ国立公園(プエルトナタレス・チリ)
  • ペリトモレノ氷河(エルカラファテ・アルゼンチン)
  • フィッツロイ山(エルチャルテン・アルゼンチン)
  • マーブルカテドラル(チリ)

などが有名どころです。基本的にはこれを南からもしくは北から攻めるのがパタゴニアの黄金ルートになります。

僕たちのパタゴニアプランニング

僕たちはとにかく時間がありませんでしたので、ひとまずどうしても行きたかった山はマスト。そして

旦那「あれ?もしや山で年越しキャンプとかカッコよくね??」

嫁「仕事戻ったら日本じゃできないよね。やっちゃう??」

なんて雰囲気でルートを決めました。そんなわけでマーブルカテドラルとビークル水道は時間もなかったので省くことになり、、、

パイネ、フィッツロイ、ペリトモレノ氷河だけ攻めることに決定しました。

パタゴニアのハイライト:パイネ国立公園について

はい、というわけでようやく今ここ。前説長めでごめんなさい。今回はパイネ国立公園に日帰りで行ってきたのその詳細を書いていきます!

パイネ国立公園は南部パタゴニアチリ側の目玉観光地。広大な国立公園敷地面積を有しており、3-5泊くらいでキャンプトレッキングをする人も多いです。

パイネ国立公園のルート

一番有名なルートがこちら。地図の形がまるでアルファベットの「W」であることから、Wサーキットとも呼ばれるコース。地図上水色のラインをたどるルートです。

このルートを全て回るためには最低でも4泊5日くらい必要となりますが、それぞれの見所を日帰りで周るコースもあります。

その中でも一番人気のコースがWの一番右(東)頂点。一番有名な三本の山をみることができるlago Torresを目指すルートです。

これが見られます。

僕たちは時間もなかったのでこのlago Torresを目指すルートを日帰りで行きました!

【パイネ国立公園のキャンプサイト】パイネ国立公園は所定の場所以外でのキャンプは禁止。しかも全てのキャンプサイトには事前の予約が必須であり、12月-3月のハイシーズンは2ヵ月くらい前から予約が埋まるくらい超人気。日帰りトレッキングでない場合、国立公園入場前にキャンプサイト滞在証明の提示がマストです。飛込で入れたというブログもありますが、原則禁止になっていますのでどうしてもキャンプトレックをしたいならば、トレッキングよりかなり前から準備が必要です。詳しくは他のブログを参照ください。


カラファテから行くパイネ日帰りトレッキングの予算と時間

難易度:難易度は全く高くないがややきつい(僕たちの主観です)

所要時間:15時間(トレッキング6時間)

予算:42000ペソ(約6850円)バス往復15000ペソ、入場料21000ペソ(3日券)、公園内シャトルバス往復6000ペソ

トレッキングしてプエルトナタレスへ帰ってくると、丸一日かかります。予算は大体7千円くらい。シャトルバス復路のみカード利用できましたが、あとは現金のみの取り扱いでしたので、現金を持っていきましょう。※ドル払いOK。

パイネ日帰りトレッキングの持ち物

  • バックパック
  • ウインドブレーカー(頂上は割と寒い)
  • サングラス
  • 帽子
  • 日焼け止め
  • 水1.0-1.5L
  • 昼食
  • 補食(軽食)
  • 現金
  • 往復のバスチケット
【パイネ国立公園内の火の扱い】公園内ではキャンプサイト以外での火の使用が厳禁です。焚火だけでなくバーナーもですので注意が必要です。レンジャーが見回っており、見つかると罰金です。そのため調理を必要としない昼食の持参をお勧めします。

プエルトナタレスからパイネ国立公園への行き方!

それでは実際にパイネへ行きましょう!!50時間の大移動の翌日に登るという暴挙。会う欧米人や日本人にクレイジーだと揶揄されながらもなんとかなったので参考にしてください!

【オンシーズンのパタゴニアのバス】できることなら前日に予約したほうがいいです。特に朝イチのバスは人気で当日では入手できないこともありますので注意してください。

7:00 プエルトナタレスバスターミナル発

【プエルトナタレスバスターミナル】

なぜかgoogle mapでは港になっていますが、バスターミナルです。朝から空いているので中で待ちます。

プエルトナタレスのバスターミナルはwi-fiが飛んでいましたが、利用はできませんでした。荷物預り所(有料)もあり、施設は充実しています。

今回僕たちが利用した会社はこちら。JBというバス会社。有名どころのBus surももちろんパイネまでバスを運行していますが、前日で既に満席でした。ご予約はお早めに!

前日のうちに往復のバスチケットを15000ペソ(2450円)で購入してたのでそのまま乗り込みます。

座席指定なので安心。時間通り出発します。

8:30 ビジターセンター到着

1時間半くらいで日帰りトレッキングの終着点であるLaguna amarga アマルガ湖のビジターセンターに到着します。

ここでは公園内入場の手続きをします。施設に入るとさっと書類を書いて提出し、2番窓口で入場料を支払います。

【国立公園入場料】21000ペソ(3日券固定)。再入場する場合はチケット購入時にその旨を伝えると手続きしてくれます。なお、僕たちの時はクレジットカードでの支払いはできませんでした。ドル払いはOKです。

その後3番窓口までありますが、3はルートに不安がある人もしくはマップが欲しい場合に並ぶところのようでスキップしてもOKでした。

lago Torresへの日帰りトレッキングの場合、手続きが終えるとパーク内のシャトルバスへ乗り換える必要があります。※日帰りトレッキングの場合はシャトルバスに乗り換えると思っておいて大丈夫です!

9:00  シャトルバス乗車

シャトルバスはビジターセンターの近くから発着しています。基本は写真のような黒いバスです。

迷ったら運転手に行き先を聞いてみてください。Las Torres(ラストーレス)に向かうバスならOKです!

運賃は片道3000ペソ。乗車時に支払います。頻発しているので焦らないで大丈夫です。

バスはある程度集客すると出発します。

9:15  ラストーレス入場口到着

バスから降りるといよいよパイネトレッキング開始となります。入場口で最後の書類を提出して(嫁「何枚書けばいいんだここは!!」)出発します。

書類といっても日帰りかどうかとか簡単なものですのでご安心を!

この入場口のクオリティは今までの山でも随一でした。wi-fiあり(数分無料、あとは有料)、ビールやドリンクも売っていてトイレもめちゃめちゃ綺麗です。

※ここ以降はトイレがありません!無料で綺麗ですので是非使ってください。

ゲートを通るといよいよトレッキング開始になります!

9:40 アタック開始

トイレにいったり準備をしていよいよアタック開始!!

嫁「あー山って登り始める時が一番憂鬱なんだよなあ」

旦那「でもきつくないらしいから!頑張ろう!」

思い返してみればジョージアコルルディ湖ぶりのトレッキング。※エチオピアのエルタアレ火山も登りましたが嫁曰くあれはハイキングとのことで。あの時のきつさが思い出されます。ジョージアの秘境キャンプトレッキングはこちらから。

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しかも今日は曇天。気分もややふさぎ込みます。

しかしパイネは道が舗装されていて歩きやすい。中には手ぶらジーンズで登っていた人もいました。

大学時代の山好きの友人が山にテキトーな恰好できてる人をみると

「山なめんじゃねえ!!」

って言ってたことを思い出します。あ、ちなみに上の発言は普段おしとやかな女子です。それだけ山はアブナイってことです。

しばらく舗装道路を歩きます。パイネは道がわかりやすいので迷うことはほぼないと思いますが、心配ならばMaps.meで確認できます。また道中には写真のような看板が多数設置されているので【mirador base Torres】を目指せばOKです。

その後ももくもくと歩く2人。あれ??意外と息が切れる。

嫁「ねえ…」

旦那「うん…」

嫁「思ったより全然きついんだけど!!話違くない?!」

たしかに。久しぶりなこともあって意外ときつかった。この後フィッツロイやコルカ溪谷、69なんかも行ったけど意外とパイネはダメージが来た。

1人ずつしか渡れない橋なんかあったりする。

しばらく進むとキャンプサイトと山小屋が。

みんなここでご飯を食べたりしていましたが、天気も微妙かつ2人とも元気だったため僕たちはさらに進むことに。

行きの道中はそこまで雄大というほどの景色ではないにしても気持ちがいい。

ひとまず雨に降られず進めました。

12:40 Lago Torres到着!!

休憩なしで登ること約3時間。後半はそこまで難易度の高くない登りを経てようやく目的地へ!!

うーーん見えるけど曇ってる!!しかしそれよりも何よりも…

風強い!!寒い!!!みんな岩陰で風をしのいでなんとか食事をとってます。

嫁のお手製ハムチーズサンドイッチ。震えながら食べる2人。

想像を絶して寒かったけどなんとか写真を撮る。独特な山のフォルムはやっぱりかっこいい。湖の色もまたいい味を出します。

もう少し雲が晴れるのを待ちたいなあと思い少し待機。

したかったけど嫁に異変が。さっきから一言も話さない。リンゴを持ったまま固まってる。

旦那「大丈夫?」

嫁「………」

旦那「どうしたの」

嫁「…寒くて力入らない…」

今日に限って長袖を着てきた嫁。汗が一気に冷えて力が入りにくくなってきたようでした。これ以上は危険と判断してすぐに下山しました。

それくらい山頂は寒いので防寒着を持っていってください!!

13:30  下山開始

嫁が冷え切ってしまってきたので速やかに下山開始。時間的にまだまだ登り客とすれ違いました。

下山中の景色は登りより見ごたえがありました。

嫁もだんだんと元気に。

嫁「いやー寒かった。登山に速乾性じゃない長袖はだめだね!」

本当です。皆さん真似しないでください。

下山は楽勝でした。

16:30 下山終了

復路も約3時間で入口まで下山しました。寒かったからコーラで乾杯しようかと思いましたが、下山したら我慢できず。

生ビール 3500ペソ(560円)!!高いけど登山後は許してくれた奥さん。この一杯のために登山は頑張れます。やめられません。

18:30 シャトルバス乗車

プエルトナタレスに戻るためアマルガ湖のビジターセンターへシャトルバスで帰ります。帰るのシャトルバスはラストーレス入口で3000ペソで購入できます。

【ラストーレス-アマルガ湖シャトルバス(復路)の注意点】往路と違って復路はカウンターでチケットを事前購入する必要があるので注意。またラストーレス-アマルガの復路シャトルは最終便が18:30出発なのでこれまでにはラストーレスの入り口まで戻ってください。

なぜか復路はクレジットカードが使用できます。30分-1時間毎に頻発してます。

18:45  アマルガ湖ビジターセンター着

ここからプエルトナタレスへのバスが来るまで待ちます。バスを乗り過ごした人によってはヒッチハイクで戻っている人もいましたが、パイネにレンタカーで来る人はおおむねフルか大荷物でヒッチハイカーにとっては難しい環境です。ヒッチハイク組は長時間まっている様子でしたので、バスには間に合うようにタイムマネジメントしましょう。

19:45  プエルトナタレス行バスに乗車

僕たちのバスは19:00出発だったのですが、大幅に遅れること40分してようやくアマルガ湖に到着しました。

来ないかと思った!!!パタゴニアは日照時間が長く22:00過ぎまで明るいのでありがたいです。

21:45 バスターミナル着

まだ明るいうちになんとかバスターミナルに到着。さすがに疲れました。南米ダッシュの僕たちなので、この時翌日のエルカラファテへのバスチケットを購入しました。Bus Sur 20000ペソ(約3200円)。

無事にチケット購入できたのでこの日はレストランで食事を済ませ早めに休みました。

まとめ

パイネ国立公園は様々なトレッキングコースがあり、日帰りから数泊のトレッキングまで楽しめます。僕たちは結果的に日帰りトレッキングで十分楽しむことができました。グレイ氷河などがよほど見たい場合を除いては十分にパタゴニアを満喫できると思います。

しかしパイネはその他パタゴニアと比べて、何をするにしても金額が高いです。日帰りトレッキングでも7千円近くします。そこまで払う価値があるかどうかは…個人の価値観次第ですので難しいですね。なんとも言い難いです。

フィッツロイやペリトモレノといった素晴らしい自然がパタゴニアにはまだまだあるので、予算と時間を検討しつつ訪問を考えてみてください!!

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