旦那です。リアルタイムではチェコの南の都市、チェスキークルムロフに来ています。しかしこの時期の東欧、中欧はとにかく寒い!最高気温が3℃くらいです。ウクライナに行こうと思っていましたが、-10℃を下回っていたため、急遽中止しました。
寒いですが僕たちは元気です!
さて余談が多くなって本編の更新が滞っていました。今回はボツワナからナミビアへ陸路で移動した話。
ボツワナからナミビアへの移動はいくつか方法がありますので、それについてもまとめています!
目次
ボツワナからナミビアへのバスでの行き方
チョベでのボートサファリも終了したところで次の目的地、アフリカ大陸のハイライトのナミビアを目指します。
これまでの様子は下の記事から。

ボートサファリは値段は安いけどしょせんその程度かなあと言った印象。エトーシャなら800円で個人でゲームサファリができるので決してパフォーマンスはいいわけじゃないけどと思いました。
しかしボートで水辺の動物を見られる機会はまたとないので参加する価値は大有りです!
というわけでそそくさと荷物をまとめて移動開始します。
周りのみんなは立派なテントやなあと思いつつも、さすがにこの大きさのテントをバックパックで持ち歩くのは無理だ。
そして目の前をのしのし歩くイボイノシシ。野生を感じるキャンプサイトです。
ちなみにチョベからナミビアの首都(ウィントフック)へ行く方法は飛行機をはじめいくつかあります。英語の情報を含めてさっとまとめます。
・カサネからリビングストンへ戻りバスに乗る
バス会社:インターケープ(ネット予約可)
所要時間:24時間くらい。
値段:670-1450ナミビアドル(5450円-11580円)※インターケープ社は運航日時と混雑具合で値段がかなり異なる。
デメリット:2,3日に1本しか出ていない。ザンビアを出国していてシングルエントリービザしか持っていない場合は再度エントリービザを購入する必要があります。
・カサネからウィントフック行きのバスに乗る
バス会社:インターケープ(ネット予約可)
値段:550-1000ナミビアドル(4400円-8000円)
所要時間:19時間くらい。
デメリット:3, 4日おきに1本。
・ナミビアの国境町・カティマムリロまで移動してそこからバスに乗り換える
バス会社:乗り合いタクシー⇨インターケープ(ネット予約可。ちなみにカティマまで行けばオアシスなどインターケープ以外の安いバスがいくつか出ています。)
値段:カサネ⇨カティマムリロ 100プラ(1050円), カティマムリロ⇨ウィントフック 500-1000ナミビアドル(4000円-8000円)
時間:カティマまで2時間ほど。カティマからウィントフック16時間ほど。
デメリット:宿泊不要で翌朝には着くが乗り換えが必要。
僕たちはチョベを1日で出る予定だったため、ダイレクトバスとは予定が合わず結局一番下のバスで移動することに。ナミビアの予定を組んだ際に既に予約していたのでその日程に合わせて動きました。
カティマムリロへ!乗り合いバンがこない?!
バンの出発は10:00までしか乗れないとの情報を宿で入手していたため、9:00にはバスターミナルに向かいました。
カサネのバスターミナル、というかバンの集合場所はボツワナボーダーです。
【ボツワナボーダーオフィス】

あれ?10:00までしか出発しないはずなのに…オフィスのお姉さんにきいてみる。
お姉さん「ボーダーまでのバン?ああ、外で待ってなさい来るから」
オフィス敷地外で待つことになったけど周りには誰もいない。もっと乗り合いバンがたくさんいるものだと思っていたからやや不安に。そして、嫁が気づく。
嫁「あ、今日は日曜日だ。移動できんのかなこれ?」
そういえばそうだった。今日は日曜。アフリカの日曜はあらゆる活動が停止します。ほんとに大丈夫か?!
YASU「まあ、最悪タクシーで行きましょう!腹減ったからスーパー行きましょうよ!」
それもそうだ!ま、悩んでいても仕方ないと思い500mほど北にあるスーパー【SPAR】に朝ごはんの買い出しに。
その後しばらく待っていると…
9:30にようやくバンがきた!
と思ったら一気に人が集まってくる!あっという間に満席になり9:45に出発。
値段は100プラ(1050円)。荷物代はとられませんでした。
どんなヤバい移動になるかと思いましたが、乗車率は普通に100%。今まで400%くらいの乗車率で移動していたためやや肩透かし。笑
YASUは前の席に脚を全力で伸ばせるくらい快適でした。
嫁「足元にニワトリがいない移動っていいね!」
そんなこともあったなあマラウィ。鳥が苦手な嫁にとっては超苦痛だったんだろうな。もうあんな移動は一生しないだろうとしみじみおもいつつ10:45にはボツワナ国境に!
車内でナミビアのエントリーカードを配られるためサクッと書いておきましょう!
この乗り合いバンのいいところはカティマまでダイレクトに行ってくれるところです。その後ナミビアイミグレを抜けて11:10にカティマへ向けて出発!
その後1時間でカティマへ到着!運転手に申告すれば、カティマのどこにでも降ろしてくれます。
カティマで暇つぶし。SIMカードを入手!
PM 12:00。ウィントフックへのバスは18:50だったため、wifiが使用できてご飯も食べられるケンタッキーで暇つぶしすることに。まずはATMでお金を下ろすため、その辺のバンクでおろしてもらえます。
【スタンダードバンク】
お金を下ろしてケンタッキーで居座ります。
以外に栄えてるカティマムリロ。ショッピングモールなんかもありました。以前紹介したナミビアを代表するSIMカードMTCのオフィスもこのショッピングモールにあります。
【MTCカティマ】
さっそくSIMを入手しようと行ってみる。しかし今日は日曜日!!!当然やってませんでした。
ナミビアSIMの使い方は以下の記事で詳しく解説していので参照ください。

結局カティマインターケープのバス停(ただのガソリンスタンドなんだけど)であるEngen oneでSIM売りがいたためSIMを入手しました。
【engen one(インターケープバス停)】
後はケンタッキーで時間をつぶしてバス停へ移動します!
チェーン店はwi-fiも空調もあって安定のパフォーマンスですね!日本よりやや安めの価格で食べられました。
インターケープのバスでウィントフックへ!快適移動のはずが過去最悪のバス移動に?!
少し早めですが、インターケープのバス停に18:00に到着。
すでにバスは来てる!さすが高級バス。
後ろの荷台に大きめの荷物を載せます。
インターケープのバスは乗車時に座席を確定されます。しかしすでにバスの座席は残り5席?!始発じゃなかったからか、一番後ろのトイレの目の前の席になりました。まあ仕方ない!
天井にはUSBソケットがあり、チャージができます。
うーん、なんとも不思議な光景だ。笑
満席だったため、バスは予定より早い18:40に出発!予約なしで来て乗車を断られている乗客もいましたのでオンシーズンは早めにチケットを購入しておくことをやはりおすすめします。
嫁「さすが高級バスだよね、シートもふかふか」
たしかに。インターケープはアフリカではかなり大手で割と高級なバスに分類されるので電源があったり座席が広かったりして快適です。
旦那「たしかに!高いお金だしてよかったね」
あっという間に眠ります。しかし事件は夜中におきる。
嫁「冷たい!雨降ってくるんだけど」
窓際に座っていた嫁がたわごとを言い始めました。確かに外は雨が降っていたけど。
旦那「いやいや、ここ室内だよ。今までのバスとは違うんだからやめてよ」
嫁「冷たいんだって!ほら!みてよ!」
なんと雨漏り!!足元がびちゃびちゃ。まあしかたないかと思いつつ脚をあげて寝ることに。
するとこんどは寒い!!寒すぎて全然眠れない!!僕たちの装備は半袖にウルトラライトダウン1枚。半ズボンとノーソックスはあまりに戦闘力がない!
冗談抜きで低体温になるくらい寒かったです。雨のせいもあると思いますが、やはり長距離移動は防寒着を着ていった方が安全です。
雨漏りと寒冷に震えること18時間。予定よりだいぶ遅れた昼の12:00ころにウィントフックに到着しました!
いやー高級バスとは思えない過去最悪の移動でした…。
ウィントフック到着!!したけど宿がない!!オンシーズンのナミビアは超ビジー
さっそく歩いて今日の宿にひとまず向かうことに。ウィントフックの宿で日本人が宿泊するところは【カメレオンバックパッカーズ(通称カメレオン)】と【カードボード】があります。今回は僕たちが拠点にした宿、カメレオンを紹介します。
カメレオンバックパッカーズ cameleon backpackers
値段:ドミトリー 220ナミビアドル(1730円), ダブル 600(4800円)
※テントサイトはめちゃめちゃせまいですがあります。屋根なし。値段は失念しました。
超広いキッチンとプールあり。ドミトリーにも読書灯や個別コンセントがあるので快適です。wi-fiももちろんサクサクですが、人が多いとややビジー。
しかしカメレオンの最大の強みは何と言っても周囲にレンタカー旅の準備施設がたくさんあること。
カードボードは北にあるため、レンタカー会社などからやや離れます。色々準備するのに南に拠点を置いておく方がメリットが大きいため、よほどのことがない限りはカメレオンチョイスでいいと思っています。

コメント