嫁です。長らく投稿が途絶えてしまいごめんなさい。というのも帰国も見えてきて、旅の残された時間も少なくなってきたため、南米を走っています。とにかく走っています。現在はエクアドルのリオバンバという町にいます。
ここに来るまでにはペルーのチクラヨでNずみくんと会ったり、キトでKとねさんと会ったり、旅で出会った仲間たちと再会するのはいいなぁと夫婦共々感じたひと時でした。
Nずみくん「エチオピアぶり!うぇーーーい!!!」
Kとねさんがお揃いのマクラメブレスレットを作ってくれました♪
いよいよ南米編に入ります!アイスランドからイギリスのロンドンガトウィック空港でトランジットをしました。次に目指すのは南米の南の果てチリのプンタアレーナスです。南米を北上するため、まずはがっつり南下してしまおうという作戦です。
マップにするとこんな感じ。
というのも私たちの今回の旅の最終目的地はアメリカ・フロリダ州。ほとんどの日本人旅人の南米縦断ルートは南下なので、レアなルートになってしまいましたが結果的にはリーズナブルなルートになってると思います。これについてはまた記事を書きます。(旦那が)
それでは今回は計50時間の大移動編です!こうして言葉にすると簡単そうに見えますが、この大移動は流石に体にこたえました…。バスはただひたすらに眠っていればいいけれど、飛行機となると夜中に乗り継いだり、空港で気を張っていたりと何かと気が休まりません( ;∀;)
ロンドン・ガトウィック空港からブエノスアイレスへ!
アイスランドからイギリスへ移動し、トランジットをしていた私たち。というのもイギリスからアルゼンチンの首都ブエノスアイレスへの直行便が4万円と格安だったため。ヨーロッパではクリスマスは家族みんなでのんびりと過ごす文化であるため、ロンドン市内でも公共交通機関は全部運休、そのせいもあってかクリスマスの日は特に航空券が安いのかもしれない。(ロンドンの記事はまたヨーロッパ編にて書きます)
ひとまずロンドンから14時間のフライトを経てブエノスアイレスに到着!(嫁は)初南米!!!この後パスポートチェックは長蛇の列でなぜか1時間も待った。
旦那・嫁「あっつい!!!」
ヒートテックにダウンジャケットにと着込んできたヨーロッパの寒さとは打って変わって、気温は30℃もあるブエノスアイレス。空港内もなんだか蒸し蒸しとした暑さを感じる。そして、エセイサ国際空港は本当に何もない。マクドナルドがあったことが何よりの救い。笑 結局、トランジット15時間のうちまるまる半日マクドナルドに居座った。もちろん注文はしてますよ!
チリへ入国!サンティアゴでトランジット!
夜中の2:00過ぎ、サンティアゴでは空港ラウンジでのんびりと過ごすことができた。さて、お次はプンタアレーナスへ向けてフライト!眠気はピークで、2人とも飛行機に乗り込むなり爆睡。本来5:00に離陸…のはずだった。
…
…
5:50頃、なにやらアナウンスが流れて2人とも目が覚める。
嫁「あれ、眠ってたらあっという間に着いたね!!」
旦那「え?乗ったときと景色変わってなくない?」
スペイン語の放送で何が起こっているのかよくわからなかったけど英語を話せる乗客に聞いたところ、エンジントラブルであったようだった。結局6:00過ぎに全員飛行機から降ろされて、別の飛行機へと移動した。
それから1時間後にようやく離陸。朝方からバタバタとなんだか疲れ果ててしまった2人であった。
プンタアレーナスからプエルトナタレスへバス移動
9時間のフライトを経てブエノスアイレスからチリのプンタアレーナスへ到着!!
あれ、今度は肌寒い??プンタアレーナスは年間を通して涼しく(あるいは寒く)、12月の暖かい季節でも気温は10℃前後。移動続きで、体が気温の変化についていくのが大変。
ようやくチリに入国したと思えば、お次はプンタアレーナスからパイネ国立公園の拠点となる町であるプエルトナタレスへ移動!
嫁「プンタアレーナスやらプエルトナタレスやら名前がややこしくて覚えられないよ」
旦那「全然違うでしょ!僕はもう南米の地名は全部頭に入ってるよ!ちゃんと覚えてよね!!」
流石です…。
空港の出口へと進み、タクシーのおじちゃんに「Bus Sur」まで行きたい旨を伝える。
【Bus Sur】
私たちが利用したのは、日本人が一番利用しているであろう「Bus Sur」というバス会社。空港から約20km離れたオフィスまでのタクシー代は2人で10000ペソ(約1640円)。
20分程タクシーに乗り、無事にバス会社に到着したとき時刻は11:00。
ちなみにプンタアレーナスからプエルトナタレスまでの時刻表はこんな感じ。(時刻表左縦列。右列は逆区間)
12:30のバスに乗り込める!と2人でチケット購入の窓口へ行くと…売り切れ。次は14:00。さすがシーズンのパタゴニアだけあって、この後もバスは満席が多かった。
あと3時間か、と思いつつも15時間のトランジットを経て来ているだけに…
嫁「3時間なんてあっという間でしょ!座ってればすぐすぐ!」
メーターが振り切れてきた。チケットを8000ペソ(約1270円)で購入。幸いなことにバスターミナル内はWi-Fiもトイレもあり、お隣には売店もあり、特に不自由なく過ごすことができた。
定刻通りにバスは出発し、所要時間3時間で無事にプエルトナタレスの町に到着した。
バスから見える景色も綺麗で、トレッキングの町へ近づいてきたことにわくわくし始める。最近旦那とよく話しているが、山の見える町っていいなぁと感じるようになった。
プエルトナタレスはコンパクトで静かな町で私は雰囲気が気に入った。アウトドア用品店もちらほら。
しかし今までで一番疲れた大移動。二度とやりたくないと旦那には文句を垂れたけど、なんとかなるものだった。もうなんでもできる気がする。
そして大移動を終えた日は、チリ産の美味しいサーモンのムニエルで乾杯!!!どれくらい大きなサーモンだったかは…プエルトナタレスのレストラン編をお楽しみに!!!
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