嫁です。マラウィからザンビアへ移動してきました。
ザンビアの国境で乗ったタクシーは4人乗り乗用車なのに、8人乗る(運転席にも2人 笑)という…訳の分からぬ状態になっていました。マラウィもそうでしたが、重量オーバーという概念はないのでしょうね。
うーん、車が心配です。笑
さて今回は、世界一過酷と言われているエチオピアでのダナキルツアーについて書いていきます!隣国エリトリアとの国境に近いため治安上、銃を持ったソルジャーが常に同行しています。どんな3泊4日を過ごしたのかさくっとご紹介!
ダナキルツアー1日目:アサレ塩湖と過酷な野宿
朝8時に宿にピックアップ。宿の前で同じくピックアップを待っていたYうやさん。
仕事での夏休みを利用してこのツアーに参加するパワフルな日本人男性です!この後4日間のツアーを一緒に過ごすことになる、知的で常に様々なことに好奇心を抱いており、かつ興味深い話をたくさん持っていらっしゃる方でした!
ETTのオフィスに荷物を預け、必要なものだけ持っていきます。
しばし待機をし、10:30にいよいよ出発!私たち夫婦、Cひろさん、Nずみくん(トルコのカッパドキアやイスタンブール、イスラエルの死海の記事で度々登場しています😎)、Yうやさんの5人でまわりたい!ということで少し大きめのランクルを用意してきてくれました!
私たちのドライバーはハフトン。彼は英語は堪能ではありませんが、愛嬌があり最後まで素敵なドライバーでした。
ドライブが開始するとアフリカの大自然が目の前に。
そしてハフトンの音楽のセンスもバッチリ!この大自然に合うアフリカンミュージック♪
3時間ほど走ったところでランチタイム♪
この先も食事はツアー客向けになっていて、食べやすかったです。
ちなみにここででてきたビーツですが…ビーツを食べると便が赤くなります!
旦那から言われるまで知りませんでした。ここ数日でビーツを食べた方は、血便ではないので心配しないでくださいね。(本当に血便の場合もあるので迷ったら旦那にご相談を)
ちなみに連日、ランチの際には別料金で冷えたビールやコーラを飲むことができます。(30ブル)
途中ラクダのキャラバンも。
夕方には一度本日の寝床に立ち寄ります。それが、これ。
旦那「青空ベッド~。」
もはやベッドがあるだけ快適だと思うようになってしまった。
嫁「ちょっとその体勢やめてよ。ブログに貼れないじゃん」(貼りました)
子どもたち可愛い。裸足でかけてきます。ちびっこカメラマンに変身。
そしてこの日のメインはアサレ塩湖。(ガイド曰く、ウユニ塩湖!)
お〜!!!
旦那「ウユニ顔負けや~。ウユニ行かなくてもいいんじゃない?(※旦那は既に行っています笑)」
嫁「いやいや、これはアサレ塩湖。私はウユニ塩湖に行きたいの!」
面白い写真がたくさん撮れます!
外国人はこのポーズが好きらしい。
「俺についてこい!」よく外国人に言われる。笑
実はYうやさん、このツアーに向けて小型ドローンを購入したそうで、私たちみんな大興奮。旦那も大興奮。(帰国したら欲しいそうです。お値段12万円。)
※皆さん、旦那に高級な電子機器を見せるのは控えてください。すぐに欲しがって困っています。
からからの塩湖を進むと水が出てきます。
だんだん深くなっていき…入ることも可能で、全身がベトベトになってもドライバーが水をかけてくれるのでご安心を。
そして寝床のある集落へ戻り、ディナーとなります。このツアー中の私たちのシェフ、毎回とっても美味しい晩御飯を用意してくれるんです♪
毎日この時間が楽しみでした。
日没後は真っ暗なので、晩御飯を済ませたらみんな速やかに床に就きました。
が…
ここからが長かった。気温が暑いだけでなく、塩湖の塩気を含むベトベトした熱風が吹いてくるのです。とても眠れたものじゃない。
木のベットに横になりながら、恐らく旦那と3時間くらいおしゃべりしていたと思います。笑
2日目:ダロル火山へ!ここは地球か?!
朝食をとって、ダロル火山へ向かいます。ダロル火山とは、エチオピアのダナキル低地にある火山で、世界で唯一の海面より低い場所に火口のある火山。
サンダルから靴に履き替えて…帽子かぶって、水を持って。っと何気なく用意しているこの準備ですが、帽子と水は必須です!
歩き始めて最初は大丈夫なのですが…気がつくと汗だく。笑
なんせここは人が住む場所で最も暑い場所と言われているのです。この日もとうに40℃は越えている。
しかし!
この暑さをも忘れてしまう驚くべき光景が!
地球以外の惑星に着陸した気分です。
硫黄や鉱塩などが、このなんとも不思議な地形と色鮮やかな景色を生み出しているのだそう。
ふつふつと吹き出す場所へ近づくと、硫黄のにおいが目と鼻をツーンとつきます。昔から日光や草津温泉の硫黄の香りが比較的好きだったんですが、こんなにも香りが強いともはや苦しい。
ガイド「Japanese!!写真撮ってあげるよ!」
と言われ素敵な写真もたくさん撮れました。
この後、塩の採掘場と言われる場所へ行きましたが、暑すぎるのか⁉︎誰もいない 笑
こうしてこの日は、比較的早い15時過ぎには村に到着しました。
村に到着するなり子どもたちに囲まれますが、流石ここは村。出てくる言葉が
「マネー!!!」「靴ちょーだい」「このお水ちょーだい」「チョコレート‼︎」
昨日の集落の子どもたちからは聞かれなかった言葉で、複雑な気持ちになりました。物はあればあっただけ便利ですが、知らない方が幸せなこともあるのかもしれない…。物資に囲まれるだけが幸せ、とは限らないのかもしれないですね。初日に出会った裸足で笑顔で駆け回っていた子どもたちを思い出し考えさせられました。
さて、本日の寝床はと言いますと…部屋にマットレスがある!
電気が通っていて、電子機器の充電も可能。そしてバケツでお水が浴びられる!
汗や砂まみれの髪の毛や体がさっぱり!これは有り難がったです。
今夜のディナーはインジェラとブレッドとお豆や辛味のあるペースト。
この日に食べたインジェラとペーストの相性がバッチリで、インジェラが美味しいものへと変わりました♪ブレッドよりも酸味のあるインジェラの方が辛い食べ物には合う気がするのは私だけ…??
初インジェラのNずみくんはと言いますと…
Nずみ「うん!食べれなくはない!いける!うぇーーい!!でもパンと両方出されたらパンを選ぶかな」
とお気に召されたようで良かったです♪昨夜は暑さで熟睡できなかったのか、この日はみんなあっという間に眠りにつきました。
《前半編》はここまでにして…次回はいよいよダナキルツアーのハイライトであるエルタアレ火口についてお伝えしていきます!
果たしてふつふつとしたマグマを見ることができたのでしょうか!?
《後半編》へ続く…♪
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