旦那です。
リアルタイムではシェムリアップの宿にまだ滞在しています。特にやることがありませんが、明日はまたツアーに行くので今のうちにブログを更新しておきます!
さて昨日はとんだ目にあいまして、最悪の気分のままシェムリアップに到着です。
シェムリアップで滞在している宿は【高知家Kochiya】
人生初の日本人宿!興奮していますがまだ誰とも話していません。インド人やカナダ人、宿の子どもとばかり仲良くなります。
さて前置きはさておき、今日はアンコールワットの話。アンコールワットで朝日をみるためにはどうしたらいいか?完全解説していきます!
目次
アンコールワットについて
皆さんご存じとは思いますが、アンコールワットについてかるくおさらいしましょう。
アンコールワットは、カンボジア北部のアンコールにある石造寺院遺跡です。
「アンコール遺跡」のうちの1つがかの有名なアンコールワットです。
そうです写真でよくみるあれです。遺跡すべてがアンコールワットじゃないんですよ!知ってるみなさん、すみません。僕は知りませんでした。
なおアンコールワットは、12世紀初めにクメール王朝スーリヤヴァルマン2世という強大な勢力を築き上げた王によって築かれ、アンコール遺跡の中でも群を抜いて有名な寺院となっています。
アンコールワットまでの行き方!トゥクトゥクの相場は?
さて本題。
アンコール遺跡群はシェムリアップの街から7km!それだけでも遠いです。
さらにアンコール遺跡群の敷地は膨大です。調べてみると、ショートコース(アンコールトムなど有名な寺院を回るルート)でも1周30kmあります。
鍛えていそうな欧米人の皆様は自転車で来てる人もいましたが、かなりきついと思います。
いろいろな情報がありますが、道路は割としっかり舗装されているので体力に自信があればもちろん自転車も可能です!(僕は痔になりそうなので無理しないことにしました)
なので、基本的には徒歩以外の手段で行きます。
・街で個人的に捕まえ交渉する
・ゲストハウスで募集している乗合にのる(8 USD/人程度になります)
①に落ち着く人が最も多いです。
ちなみにどうやってドライバーをつかまえるかと言うと、簡単。シェムリにいると、無数にいるトゥクトゥクドライバーから勧誘を受けます!
ドライバー「お兄さん、トゥクトゥク、アンコールワット!!味の素!」
よってくるよってくる。平均$30ほどで1台チャーターできます。
でも交渉必須です。油断するとすぐにぼったくられます!
僕と運ちゃんのやりとりを参考までに書いておくので、ひよらず強気でいってください。
運ちゃん(以下、運)「明日アンコールワット行かないか、おれひまなんだよ」
旦那「How much? (いくらで)」
運「50 USD!」
旦那「他を探すよ!」
運「いくらならいいんだよ!」
旦那「Sun rise, Sun set 全部含めて30 USD。。。やっぱ20 USDで!」
ここでみんな日の出か夕日を抜けばいいよなど、いちゃもんをつけてきますよ。
ここであきらめたら試合終了です!僕は30USDでもいいと思ったのですが嫁が引かない。
旦那「高いよ。じゃあ他のタクシーを探すから」
といったら結局20USDまで下げてくれました!しかもフルオプション。
朝日、夕日付きで2人なら1日チャーターで10 USD/人!しかし、ここで運ちゃんが言います。
運「今払ってくれよ、明日の朝くるからさ!」
絶対に払わないでください。
お金を受け取った途端、翌朝来なくなる人がざらにいます。明日の夕方に払う!
とでも言っておきましょう!無事に交渉できれば、後は朝にドライバーが来てくれるのをまちましょう。
夕食はパブストリートにでかけます
(実はすごく安くご飯を食べられる通りをいくつか発見したのですが、それは奥様が後日まとめます)
熱気がすごいです。結局、この日はローカル食堂で
トムヤンクンとビールで3.5USD
カンボジアのビールは非常に安いです。とりわけAnkorはドラフトビールですが、0.5 USD(60円)で飲めます。ビアホイほど安くはないですが、ビアホイより圧倒的に濃い味で美味しい。
ビアサーバーから注がれるのでキンキンで泡もしっかりあります。
しかしカンボジアはとてもサッカーに熱い国です。 プノンペンでもそこら中でサッカーを見ている人々を見かけましたが、シェムリアップもどこもかしこもW杯を中継しているので観るのに困りません。
世界を回り、こういった光景をみるとスポーツには世界を一つにする力があると肌を通して感じますね。
アンコールワットへ。入場券を買おう!
さて僕たちは朝日をみるために、朝4:00に起床して準備します。
アンコール遺跡はジャングルとまではいきませんが、雨季には草が生い茂っているので長ズボン推奨です。
サンダルでもどうにかなりますが、遺跡を歩くのにはそれなりの距離とアップダウンがあるためできれば靴のがいいです。※といいつつも奥さんはKEENのスポサンで快適に歩いていました。
4:20にはドライバーが迎えに来てくれていました。デキるおっちゃんです。さっそく出発。
アンコール遺跡内では水は割といろいろなところで買えますが、高いです(500mLで0.5USD。街で買えば0.5USDで1.5Lが買えます)
コンビニによってもらい、バナナと水、パンを購入して遺跡へ向かいました。
シェムリからアンコール遺跡へは20分ほどかかります。道は舗装が進んでいるおかげで、そこまで極端に悪いわけではないです。
まず、街から10分ほどの場所にあるチケット売り場につきます。アンコールワットは入場料がそれなりにかかります。
2017年からほぼ2倍に値上がりしています。高すぎますよね。3日券だけはflex typeで、1週間のうち3日アンコール遺跡を巡れる優れものになっています。
朝のチケットオフィスは閑散としています。
しかしもうすでに待っている観光客の皆さんがたくさんいます!!
みんなsunriseのために1日券を買いにきている人たちです。なお6月のアンコールの日の出は5:30 、チケットオフィスが開くのは5:00です。
日の出まで結構ギリですので、並ぶときはできるだけ前に行った方がいいです!!!!
チケットカウンターは20個くらいありますが、自分たちのときは真ん中の5箇所しかopenしなくて、最前列にいたのでなんとか5:00すぎには入手できました。
顔写真の入った世界で一つのチケットです。
なお、チケットオフィスは時期にもよるとおもいますが、4:45くらいにオープンしました。
定時前にきててよかった!!!運ちゃんぐっじょぶ!
その後徐々に明るくなる外をみつつ、ダッシュでアンコール遺跡へ向かいました。
朝日とアンコールワット。朝日をみるならここ!!
アンコールワットにつきます。am5:10 周囲はだいぶ明るくなってきています。やばい!
運「アンコールワット、gogo」
どこからみていいのか全然わかりません!こんなこともあろうかと持ってきたSIMカードで朝日のポイントをさっとしらべます。
どうやらアンコールワットを正面にして、左の池がよくみえるそうな。
ふむふむ、急ごう!!!と歩くのが遅く橋を渡るのが嫌いな嫁を走らせ、アンコールワット前までダッシュします。
しかし意外に遠い!
しかし橋を渡ると絶景のアンコールワットが眼前に!!!
急いで池の前に行くと、もう結構な人が!!
1日券のグループでは間違いなく自分たちが1番だったと思うので、おそらく3日券で早ノリしていた人たちでしょう。しかしよく見える場所をとれました。
日が昇ります。
PENTAX K5-IIs 35mm Mono F2.4, ISO 400 F 4.0
5:45 すばらしい日の出です。時間がたつのを忘れて見とれていました。
すごいことになっていました笑
アンコール遺跡の回り方
そして遺跡を回ります。
でした。遺跡のハイライトは正直これでいいと思います。
うちの大蔵大臣も大はしゃぎで。
こんなことや
こんなこと
モナリザから
ムンクの「叫び」までやってくれました。ついには木登りまではじめようとしていましたので、止めさせました。世界遺産を傷つけて強制送還とか笑えませんから!
しかしアンコール遺跡ですが、はっきりいって、めちゃめちゃ疲れます笑。驚くほど歩きます。
瞑想。涅槃はいかがでしょうかと勧めたのですが、遺跡で横になるのはちょっとと拒否されました。
しかも我々は雨季に訪問したため、2回ほどスコールにふられました。傘があるとbetterですよ!!
さて、一通り遺跡を回り終わるともう12:30です。
おっと、訂正します。まだ12:30です笑。本来このショートコースは8-9時間くらいで回るため
8:00 シェムリアップ発 ⇒ 17:00 シェムリアップ帰
くらいで回るようですので、4:30から動いていたらまあ当然です。一日がめちゃめちゃ長いです。
ドライバーは他の村や遺跡を進めてきますが、村は入場料25USD、他の遺跡は10USD追加だと言われたのでなにもしたくなくなりました。我々夫婦は遺跡オタクでもカンボジア歴史に造詣が深いわけではないため遺跡はお腹いっぱいになってしまいました。
結局やることもなく一旦街に帰ることに。
またか!ドライバーと最後のトラブル
その後結局街に帰ると、トゥクトゥクの運ちゃんが言います。
運「今日は夕日は見れないから、これでおしまいだね」
ん?意味が分からないぞ。
旦那「どういうことですか?」
運「いまは雨季だから夕日はみれないよ、行ったって無駄さ!」
なるほど最初からそのつもりだったようです。
昨日そんな話は聞いていなかったので完全に頭にきて言いました。
旦那「そんなことは聞いていない。ならば金は午前中のぶんしか払わない。あなたは5:00から17:00まで12時間働く条件で20USDと約束したんでよ。おかしいでしょ!」
と10分ほど宿の前でひたすら運ちゃんと戦いました。
挙句の果てにはまた夕日を見に行くなら5USD追加で払えと言ってきます。
前回のバスや賄賂の件があり、奥さんも財布のひもを緩めるつもりはなかったようで
嫁「絶対に払わないから、つれていけ。これで20USD払うのは死んでも嫌だ」
と強気でした。旅は人を成長させますね。
結局運ちゃんが折れて15USDを一旦払い、夕日を観にいったら追加5 USDを払い合計20USDにするという方針で合意しました。これは恐らく夕方迎えにこないだろうな、と内心では思いつつ疲れ切っていたため夕日はなしでもいいと奥さんと相談した上の決断でした。
案の定、運ちゃんは夕方現れませんでした。
※もちろんこんな人ばかりではありません!でも常に疑ってかからないとトラブルになります
なお、奥様は5USDかえってきたのでとても満足そうでした。
まとめ
まとめますと
以上です。
今日はワールドカップ日本戦ですので、はやいところスポーツバーのいい席を確保しにいきます。
それでは、また。
:追記:
大阪で痛ましい震災が起こっていることを先日オンラインニュースで知りました。
日本から離れ、リアルタイムで情報が更新されないことが不安でたまりません。二次災害がないこと、犠牲者がこれ以上でないことを願うばかりです。
被災地周囲の皆様の安全を心より祈願しています。
また被害にあわれた皆様のご冥福をお祈りします。
旦那・嫁
コメント
ついに到達ですね、アンコールワットへ。アンコーワットと言えば平山郁夫、シルクロードからアフガニスタンを歩いた集大成の数々の絵の中でも、「アンコールワットの月」は感動的な作品です。平山にとって、戒厳令のしかれた戦火の中を訪れたアンコールワットの上に光る月は、平和を象徴するものだったのでしょう。
私もいつの日か訪れたいと願いつつ叶う日がないままになりました。
それにしても写真に見る大混雑では興ざめして、私の心の中の夢幻は消えてしまうかな。
@grandmomさん
朝日のアンコールは神秘的な力を感じます。当時の人類の叡智の結晶に芽吹く木々は、悠久の時間、栄枯盛衰の象徴だと僕は思います。
今ではどこもかしこもスマートホンをもったツーリストで溢れかえっています。かくいう私もその1人なのですが笑 しかし皆自分をいかに綺麗、スマートに見せるか必死で、画面の中の自分とにらめっこをしている時間のが長いように感じるのがいささか奇妙です。
顔写真付きのチケットなんて珍しいね〜
アンコールワット
一度でもいいから行ってみたいな
P.S.日の出が綺麗だね
@skiさん
カンボジアは少しずつ治安も良くなっていて、訪れる人も増えています。宿で出会った19歳の女の子は、2ヶ月で世界一周をすると言っていました。たくましいですね!