夫婦共に初めてのインド入り!
様々なblogを拝見させていただき、これまでになく緊張感溢れる2人なのでした。
カトマンズからスノウリ国境行のバスチケット
数年前まではあまりいい噂がなかったネパールとインドの国境の町「スノウリ」。
なので、私たちはカトマンズからバラナシまでのダイレクトバスで行く予定でした。
しかし!このダイレクトバス、出ている本数が実に少ないことが判明。
しかも前日にならないと確認できない。
日本語の通じるツアー会社「シンハルツアー」のオーナーさんに相談したところ…
1週間に1本もあるかわからないよ!とのこと。
むむむ…待ってもいいけれど…いつになるかわからない。
そこで提案されたカトマンズ⇒スノウリ⇒ゴーラクプル⇒バラナシ
という比較的皆さんが採用するルートに決定!
ちなみにダイレクトバスの場合2800ネパールルピー(2883円)ですが、
カトマンズ→スノウリのバスはA/C(エアコン)なしで850ネパールルピー、A/C付で1300ネパールルピー。
10時間のバスの旅なので…旦那をちらちらと見ながら1300ネパールルピーで!!
(こちらのバスは基本的に窓全開で走っている光景をよく目にするため、
エアコンなんて本当にあるのかないのかわからないよ。と旦那にぼそっと後から言われた)
滞在している宿のオーナーに夜出発して、朝ボーダーに到着した方がいいよ!と勧められたため19時発のバスに決定。
(バスの到着予定は朝5時半頃。ボーダーは6時に開く。)
※ポカラから出発の場合は逆に朝出発の方が良い。
いざスノウリ国境へ!
カトマンズの「New Bus Stand(Gongabu)」からバスに乗車。
このバスステーションには多くのバスが停車しています。
シンハルツアーのオーナーからは、28か29のチケットカウンターへ行けばチケットを発券してもらえるから!と何気なく言われたものの…
チケットカウンターがたくさんある上に、全部ネパール語(英語表記ゼロ)、28か29の数字すら見つけることができません。
困った。
しかしネパール人、とても穏やかで優しいひとが多いです。
うろたえている私たちを見つけてチケットカウンターを指差してくれました。
半信半疑でチケットカウンターへ向かうも28とも29とも書かれておらず…
とりあえずシンハルツアーでのバスの予約用紙を見せてみる。
するとチケットに発券してもらえたではありませんか!
現地の人たちありがとう!!!
しかしここでどのバスに乗るのかがわからない。
あっち、あっち!とバスを指差すものの、バスが多すぎる・ナンバーが現地の数字で読めない。笑
また現地の人に付いていくしかない私たち。
無事バスにたどり着くことができました。
うん、もちろん現地の人しか乗ってない。笑
ここからはインド人かネパール人かわからないから、気を張って行こう!!!
相変わらず現地のバスではお決まりの…
現地の映画がかかっており、現地の言葉で休憩時間も何分なのかわからず…進むがままに乗っていました。
エアコンは完備されていましたが、もちろんno wi-fi。笑
休憩所。旅が始まって以来初めて「ここのトイレやばい」と言って旦那が帰ってきました。
この食事処に置かれているたくさんの水。
みんなで飲みまわしていました。つまりfree water。笑
定刻通り翌日5時半。スノウリに到着です!
ここからはインドだと思って歩かなければなりません!
リキシャ!リキシャ!と囲まれたり…(リキシャ:人力車)
みんなfreeで入っているトイレなのに私たちだけお金を要求されたり…(もちろん払いません!)
あっけないインドの国境越え
バスを降りて歩いていくとネパール側のイミグレーションオフィスが左手に見えてきます。
小さい!思わず見逃しそう。
ちょうど6時。問題なく出国手続き完了。
ばいばい、ネパール楽しかったよ!
いよいよインドの国旗が見えてきましたね。
歩いて国境越え。
インド~~~。
国境を越えて左手
に手荷物検査場があります。
ここで検査官:どこから来たの?とパスポートを手渡すと…
Oh Japanese. No check! You can go!
え?周囲の人々は民族衣装の中から荷物の中から…全てチェックされているなか、
私たちは問題なく素通りできました。
ありがとう、日本。ありがとう、これまでの日本の旅人さんたち。
そしてここから1km程歩いた先に、インドのイミグレーションオフィスが右手に見えてきます。
どれくらい歩けばいいのかわからず、正直不安になります。
が、安心してください。必ず見えてきます。
また小さい!これも見逃し注意。
世界一大変なインドビザは、無事にネパールの【Indian Visa Service Center】で取得済みです!
(様々なblogで紹介されているため、今回は割愛します!)
スノウリからバラナシへダイレクトバスで移動
ここでゴーラクプル駅行のジープあるいはバス(約3時間)を見つける予定だったのですが…
イミグレーションで、バラナシへ行くならここからダイレクトバスが出てるよ!との情報。
え?そうだったの。
ゴーラクプル駅まで出て、いつの時間帯のチケットが手に入るかわからない寝台列車(朝まで列車がなかったら駅泊)を頼るより…ダイレクトバスの方が魅力的。(この場合300インドルピーくらいの予算)
ダイレクトバスは750インドルピー(約1230円)。うーん。ちょっと高い。
でも今日中にバラナシに行けることが確約されているなら、むしろ安いのか。
2人で話し合った結果…ダイレクトバス採用!!!
そしていざ!多くのバスが停車しているバス停へ!
おお!綺麗で大きなバス!
これバラナシまでいくら?と確認のために聞いておくことに。
900インドルピー(約1480円)。え?高くない?
旦那・嫁(思わず2人同時に声を出す):向こうでは750って言われたけど?
バスのおじちゃん:このbaggage代だよ。と既にバスの荷台入れに積み始める。
旦那・嫁:いやいや。と強く否定しつつ…
実はこの時、同じくバラナシへ行くというスイス人と行動を共にしており、スイス人はあっけなくOK!を出してしまったため、おじちゃん的にも折れなそう。
結局900インドルピーを支払いました。
ちなみに…受け取ったチケットには722インドルピーとの記載。笑
皆さん、車内に持ち込めそうな荷物ならそのまま持ち込んでしまいましょう!
(私たちのメインバックは座席の上には乗りそうにありませんでした。笑)
(ただひたすらに消臭スプレーをカーテンに吹きかける添乗員。旦那の髪の毛にも楽しそうに吹きかけようとしていました。笑)
その後、バスは休憩を挟んで8時間でバラナシ(バスターミナル)へ到着しました。
バスの中で欧米人に遭遇すると、なぜか安心感。
スノウリまでのバスも同様でしたが、道路状況が悪く袋を手にするひとも。
酔いやすい方は酔い止めがあった方が良いかもしれません。
もともと車酔いをする私ですが、モンゴルでだいぶ慣れたようです。笑
バスを降りるや否や、リキシャ!リキシャ!
どこ行く?どこ行く?バラナシ、歯ブラシ、素晴らしい!
と流暢な日本語が飛び交います。
ここはインド。信じられるのは旦那だけ。
そういう意気込みでインドに臨みます。
コメント
無事にインドまでたどり着きましたか。良かった良かった。
これから先も楽しんでね〜!
@よーへいへーさん
ありがとうございます!
現在インドのアーグラにいます!
毎日カレーを食べて元気です!!
ついにガンジス河のほとりに立ったのね。25年前、遠藤周作が70歳で発表した「深い河」を読んで魂を揺ゆさぶられ、この目で聖なる河を見たいとどんなに思ったことか。遠藤周作は、生涯のテーマとしたキリスト教唯一神論と日本的汎神論の矛盾の融合を登場人物を通して表したのでしょう。日本人にとって日常から遠いものである「死」が、ガンジスでは「生も死も」極く日常的な風景を身近にみて、医療従事者として考えること多く心に刻んだことでしょう。
酷暑の中、何よりも健康に留意を!
@gandmomさん
今まで私も漠然とガンジス川ってどんなところだろう…という思いでしたが、「深い河」を読んでから、実際に自分の目で見てみたい、行ってみたい!という気持ちを抱くようになりました。医療の現場では常に”死”と隣り合わせではありますが、ガンジス川のあるこの地では、日常的に”死”が身近にありました。
ただ私がもう一つ驚いたことは、2-3km進み大通りに出ただけで、現代的(とは言えまだまだ先進国には及びませんが)な生活、服装になっていたことです。
@skiさん
ヨガの発祥、インドのリシュケシュという地ではヨガの道場がたくさんあるみたいです。もちろんそこだけでなく色々な場所で”yoga のワードを目にします!
skiさんも暑さには気をつけて、こまめに水分補給してくださいね!