【インド】インドの寝台列車で600kmを移動!最悪と名高いスリーパークラスの実際は??

インド
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旦那です。リアルタイムはインドの首都ニューデリーにいます。本日から一週間、心の師匠Hやま先生と合流するため沈没して待つ予定です!

さて今日はお待ちかねインド名物夜行列車。ハプニング溢れるアーグラへの移動が始まります!!

嫁「インドのスリーパークラスとか死んでも乗りたくない!!!!!!!」

ってくらいヤバい噂しか効かない寝台列車。そんな史上最悪と言われるスリーパークラスの全貌をお届けしていきます。

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バラナシからアグラへ!600kmの列車移動の始まり。

僕がどうしても見たかった、母なるガンジス川。

僕が一番尊敬する作家遠藤周作氏の遺作「深い河」をよんでからどうしても訪れたかった場所だった。

結果、本当に来て良かった!

細かくは奥さんが書いてくれたので僕の感想はあまり長く書かないけど、ここほど生と死が円環している場所はないと思う。と同時にもちろんカオス。カオスだからこそ輪廻の街なのか、輪廻の街だからカオスなのかはわからないが、確かにこの混沌とした雰囲気がゆえにバラナシが好きだという気持ちはとてもわかる。

でも僕はあまり長居はできそうになかった。

これは本当に主観的かつ多様性があっていいと思うので明言はさけますが、なによりもバラナシが尋常じゃないくらい暑かったので

さっさと外に出たかった!

と言うことにでもしておきましょう!!というわけで、いよいよアーグラに行きます!

アーグラと言えば、、、タージマハル!インドのゴールデンルートです。

しかしバラナシからアグラはなんと600kmも離れてる!!!バスも出ていないわけじゃないけど、時間がかかる。

ちなみにインドの交通手段で最も手軽かつ安いのはバスではなく列車。主要都市はもちろん、どこにでもいくことができるから楽ちん!そしてなにより安い!!!

こりゃ乗らない手はない!意気込んでのる気満々でした。さっそく宿のおっちゃんにチケットの買い方を聞いてみる。

おっさん「それなら予約をしていったほうがいい!当日券も売られはするけど、なかなか取れないし高くつくぞ」

と言うわけで翌日のバラナシ-アグラを予約することに。ちなみにインドの列車の予約方法は3つあり

①駅のチケットセンタで空席状況を確認して確保する。
②街のツーリストオフィスで代理購入してもらう
③ネットで自分で買う

…うーん。②は騙されそうだし(なんたってここはインド)①か③かなあ。

しかし僕たちの宿泊先は駅から5kmほどあるためこの炎天下の灼熱地獄を歩いて駅まで往復するのはちょっとなあ…

するとおっさんが一言。

おっさん「おれがネットで買ってやるよ」

え、いいの!?

結局お願いすることに。

嫁「インド人でもいい人っているんだね!!」

失礼な発言だけど、さすがインド。案の定うまくいかないんだこれが。

それから待つこと数時間!いつになっても予約を取ってくれないおっさん。

おっさん「暑いからちょっと待ってよ」

とか

おっさん「今は忙しいんだ」

とか。

だんだん夕方に。しびれを切らしてきいてみた。

旦那「おっさん!チケットはまだか!」

おっさん「おーけーおーけー!レッツゴ―ツーリストオフィス

ん???

話違くね??

おっさん「知り合いの旅行代理店を紹介する、自分では外国人用のチケットは取れないから!言ったじゃないか!!」

いや…言ってること違うやないかい!!

しかし時間も時間で駅にいくことも、ネット予約の方法も調べることもできなかったのでしぶしぶついていくことに。つれていかれ英語があまり通じないオフィサーと相談することになった。

ちなみにインドの鉄道の階級はお金で分かれる。そりゃまあ、素直なくらいに。

その格差がすごい。7つクラスがあって一番上の1Aと呼ばれるクラスはもはや飛行機のビジネスクラス並のサービスを提供される。でも、一番下のgeneralと言う自由席は予約不要で無賃乗車の嵐とまで言われる。

完全な格差社会。※ちなみに最上級クラスの値段も飛行機のビジネスクラスに匹敵するわけです。

エアコンがあったりなかったり、部屋があったりなかったり、ベッドが快適だったりもはや板だったりする。

【バックパッカーの利用する等級】バックパッカーで利用することが多いのは3ACという三等エアコン付き客室。数人個室になっており、無賃乗車率は圧倒的に低く割と安全。出来れば3ACの利用をお勧めします。

寝台列車で何時間遅延するかわからないし、なによりここはインドだし、少し高くてもいいじゃんと思っていましたが。

嫁「安いほうで行こう」

え?スリーパーなんか絶対乗らないって言ってたじゃん…。というわけで魔窟の「sleeper class」
に乗ることにした。

しかしこのsleeperは異常なまでに評判が悪いんですね。というのも、無銭乗車が多すぎてひどいと乗車率200%くらいになるらしい。床で寝ている人がいたり、自分の席にインド人が座ってきたり、一緒に寝たりするそうな。

嫁よ、僕はGWの新幹線の方が圧倒的にまともな気がするぞ!!

そしてそのせいでとても治安が悪いとか、安心して眠れないとかとにかく不安をあおる内容ばかりだった。※ただ値段は3ACとも3倍くらい違う。安い。

やっぱりチケットは自分でとるに越したことはない!!!

ちなみにバラナシからアーグラまでのスリーパークラスの値段はなんと770ルピー(1300円)!

あれ、意外と高くね??よくみると手数料420ルピー!!!??移動費より手数料のほうが高い!笑

まんまとしてやられた!!!しかしこれ以上バラナシにいる理由もなく仕方なく、手数料含めて支払い移動することに。

ちくしょー完全にはめられた!!!

そして帰り道。

おっさん「俺のおかげでチケット買えただろ?チップくれよ」

この野郎。と思うより前に

嫁「なんで高い手数料かけたわりにチップなんか払わなくちゃいけないんだ!!!」

と嫁激怒。謝られました。

結局翌日18:30の夜行列車のチケットを確保!旅程時間は13時間。

30時間以上移動したシベリア鉄道やベトナムのバスと比べれば、全然余裕な気がする!いや、高いけどまあ仕方ない。

イーチケットを印刷してくれ、渡される。

これがそのままチケットになるので、駅に行けば大丈夫みたい。やることもないし暑いし結局早くねた。



 

バラナシのwi-fiが使えるカフェへ!!

夜の便まで異常に時間があるので荷物をまとめて外にでることに。宿のおっさんは夕方まで荷物を置いておいてもいいよと言ってくれたけど、奥様はおっさんに完全にぶち切れていたので僕はお言葉に甘えようかと思いましたが、

嫁「いい、いる意味ないから荷物もってでるよ」

そそくさと灼熱のバラナシ屋外へ出ることになった。しかしゆうてまだ昼。夜までなにしようか。

しかしこういう時に心強い味方がバラナシにもある。インド随一の高級ファミレス。

バラナシ唯一のモール内にあるマクドナルド!!

エアコン完備、メニューも豊富なことからバラナシのオアシスになっていると。さすが世界のマクドナルド!

というわけで行ってみた。

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見た目はなかなか立派。中にいる人々もみなキレイ目な恰好をしていて、クーラーも快適!

とてもここがあのカオスなバラナシと同一の地区とはとても思えない。

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インドのマクドナルドはマハラジャバーガーという辛い限定バーガーが有名ですが、嫁情報によると、食べると腹痛がするとのことだったので二人ともフィレオフィッシュバーガーを注文。

味は………普通。日本と変わらない。

しかし残念なことにwi-fiがなかった!!!本当に唯一残念でした。

しかししばらく時間をつぶした後、三階にあるカフェに行ってみるとめっちゃ快適に使えるwi-fiと冷房の効いた部屋!!

そして何より100円程度の飲み物と優しい店員たち!!!最初からこっちのカフェにきてればよかったと本気で後悔した。
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皆さん、バラナシに行ったときはぜひ利用してください。

インド列車の遅延はヤバい

そしてしばらくのんびりしているとすっかりいい時間になったため、17:20頃に駅に向かった。相変わらずすごい数のタクシードライバーからの勧誘を振り切り、ようやくバラナシ駅に到着。

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当然列車はまだ来ていませんでした。

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バラナシ駅はコンパクトな駅で、歩きやすい。

しかしインドの駅はどこでも人が寝てる。東京駅でこんなことしていたら一瞬でツイッターのトレンドになると思うよ。

少し早くついてしまったため駅を見て回ることに。駅の電光掲示板には「一応」列車の時間とプラットフォームが書かれているんだけど、インドの列車は遅延と路線変更が非常に多い。

つまり掲示板は本当にあてにならない!!
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駅員に聞いても

駅員「私たちもどこから何が出るのかしらないよ!放送をよく聞いていて!プラットフォームはすぐ替わるからね!」

とのこと。英語のアナウンスがあるのでそれを聞いていれば間違えることはないのですが、さすがに初回だからビビりまくる。

時間になっても電車はこないし、自分たちの電車は放送されないしでパニック。

でも結局10分遅れくらいで僕たちの電車番号が呼ばれたため、ダッシュで向かいました。しかし、ここでトラブル発生。
僕たちの電車はもともと9番ホーム到着予定だったのだけど、7番線に変更になったと放送で言ってた。
しかし同じ時間に9番線に電車が入ってくるんですよね

どっちやーーーーーーーーー!!!!!!!!!

もうあってるかよくわからなかったけど自分たちの耳を信じよう!!と嫁が言ったため、そのまま電車に飛び乗った。

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いざスリーパークラスへ!あれ?思ったより…

インドの列車の外観は日本の古い列車のようでめちゃめちゃ長い。とにかく連結車両が多い。なかなか自分たちの乗る列車がみつからない。

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ホームの終わりが見えたけどまだ電車は続く

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ようやく見つけたと思ったらなんと線路から乗ることに!行き先があっているかわかりませんが、ようやっと列車に乗れました!

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スリーパー車両はこんな感じで三段ベッドと二段ベッドを組み合わせた寝台列車。一応指定席だけど、車掌なんぞついぞこないし、無線乗車の人もいるので自分たちの席はあってないようなものだ。

みんな好きなところに座る。

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一応僕たちは上の座席をとっていたので最初から自分の席はあった。

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荷物は下の座席の下になんとかつっこんで、キーチェーンでロックすると安心。

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一応横になって寝れるし、なんだか聞いてたよりも快適で驚いた。さすがに廊下に横になっている人はいなかった。
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それでも一つの座席に3人から4人座っているのは当たり前で、下の席にしなくてよかった!とどれだけ思ったことか…
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エアコンなしの列車なので1コンパートメント毎に3つの扇風機がついている。決して涼しくはないけど、かといって生活できないほど暑くはなかった。よっぽどバラナシの宿のほうが暑かったな…

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嫁が横になってもこれだけの余裕。やっぱりインド列車の噂はだいぶ誇張されていた気がするなあ。

そして車内の売り込みもすごい。5分おきには売り子が通る。水はもちろんのこと、食事からチャイ、鍵から靴下からサングラスまでなんでも売られてる。

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もはや生活できますね。

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うちの奥様は数年前からここに住んでいるのではないかと錯覚するような風格です。

思っていたよりも断然快適に旅は進んだ。そう、目的地があっているか不明な以外は。笑

夜の電車はローカル感満載。目的地へつけるのか?

結局その日は読書をしたり、しゃべったりでなんだかんだすぐに時間はすぎた。2人だと退屈しないから、本当にありがたいって思う。シベリア鉄道で30時間以上移動していたことを考慮するとこのくらいの移動時間ならなんともなく感じた。

しかし本当に車掌が来ない!

まったくこないので行き先がわからない。近くのインド人に聞いてみたけど、英語が通じない!

結局僕たちはMaps.me(マップアプリ)を利用してなんとか自分たちの現在地を見失わないで行けた。

今は北に向かってるから大丈夫!

とか

東に切り替わった!

とか会話しながら向かった。

しかも厄介なことにインドの鉄道は電車内でGPSを拾ってくれないんですね!

僕は割と心配性なので、窓が常に開放されているので、窓からスマホを出してGPSをひろう作業を繰り返した。笑

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もちろん、周りのインド人からは白い目で見られたけど、仕方ないやん…わからんのだもん。

奥さん「ダメだったら乗り換えればいいじゃん!」

とお気楽にすぐに眠っていたけど、当然僕はしばらく眠れなかった。

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夜の列車は電気も消せるので十分に眠れる。

夏の夜行列車は虫が入ってきてやばい!って情報もあったけど、電気は消せるしそんなことなかった。

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ちなみに夜中から1コンパートメントは三段ベッドに替わる。一番下は割と狭そうなのでやっぱり上でよかった。

GPSはなんとかアーグラー方向にむいていたので、僕も眠りました。

到着予定時刻は5:40くらいだけど何時につくことか…もちろんこの時も奥さんは爆睡していた。

目的地のわからない鉄道旅の結果

目覚めると5:00!

どこにいるんや!と思ってMapsmeをつけると…

よかった!!無事アーグラーの手前まできてる!!!

思わず嫁をたたき起こし、怒られました。

6:00頃になると周囲はだいぶ明るくなってきた。

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しかしこの辺から急に進まなくなる。大きい鉄道駅が近づくとなぜか急に止まりだす列車。

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ちなみにインドの列車はどこでも降りられるので線路を歩いていく人もたくさんいる

車掌さんは最後まできませんでした。そしてようやく

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アーグラーに到着!!!!!

いや、ほんとほかの駅に行かなくてよかった笑

到着時間:9:00
遅延:たったの3.5時間

うん、インドの列車にしては及第点でしょう!前回の反省を活かしてソッコーでチケットオフィスに向かいます

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めちゃめちゃ不愛想なおっさんに今度はニューデリーに行きたいことを告げ、3日後のチケットを予約しようとした

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こんな用紙を記入すればオーケー。わからないことは一応おっさんが教えてくれる。

ちなみにアーグラーからデリーは4時間くらい。

嫁「スリーパーでしょ、安いし」

即決。ちなみにアーグラーからデリー行きのチケットはなんと170ルピー(272円)

山手線に乗るくらいの値段で4時間も移動できる。

やっぱりチケットは自分で手配するにこしたことはない!!!!

この日は速やかに宿にチェックインして翌日のタージマハル観光に備えるのでした。

旦那

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