旦那です。リアルタイムではエチオピアの首都アディスアベバからタンザニアの北の街アルーシャにいます!そういえば、無事に4泊5日の野宿ツアーから戻りました。いろいろありましたが、詳細はまた後程…
世界一過酷と言われるツアー前日に僕は風邪を引き、嫁は腎盂腎炎になり本気で焦りました。
※海外初病院受診についての詳細はエジプト編でお届けします!ちなみに今は夫婦ともに超元気です。
それはさておき、アフリカに入ってしまったせいで、衛生環境ももちろんですがwi-fi環境が目に見えて悪化しています。
画像がupできないので読みにくいブログになってますが容赦ください( ;∀;)
というわけで、今回はトルコから無事にイスラエル入りしてエルサレムに行った話。エルサレム三大聖地を訪れます。
知っている人も多いと思いますが、イスラエルはキリスト生誕の地、ユダヤ教の聖地・嘆きの壁、イスラム教の聖地・岩のドームがある国です。国際的にも様々な問題がありガザ地区での紛争やテロなんかは聞いたこともある人は多いのではないでしょうか?
そして僕たち夫婦にとってさらに大問題となることがあります。
それは、ここイスラエル物価が世界一レベルに高いということ。
奥さんはぶつぶつ文句を言っていましたが…※嫁の禁句は「物価が高い」、「治安が悪い」。隙を与えるとスキップしたがります。
半ば無理やり行きました。
それだけ僕がイスラエルに行きたかったんです。もともと宗教に興味があったこともあり(←似合わないというコメントはお控えください)今回の世界一周中にどうしても行きたい国の1つでした。
とは言ってもやはりビビるところはビビるわけで、Booking.comでみた宿はまさかの最安が2500円!!!!
嫁「インド 1週間分の宿代だよっっっ!!!」
旦那「ごめんもう予約した!!!」
というわけで今回は
についてお話していきます!
目次
イスタンブール市内からサビハギョクチェン国際空港への行き方
短かったトルコ滞在も終了!イスタンブールサビハギョクチェン国際空港からイスラエルのテルアビブ国際空港に移動します。
僕たちの飛行機はAM7:20発だったため早朝に宿をでます。ちなみにイスタンブール市内からサビハギョクチェン空港まではめちゃめちゃ遠いです!移動方法はタクシーかバスになります。バスのが安い上、早朝から夜中まで(もはや運行していない時間はほぼない)動けるので簡単です。
このバスは、イスタンブール中心地から空港まで出ているのですが所要時間が時間帯によってかなりことなるのがたまに傷です。
夕方は3時間くらいかかるとか、空いていると45分で着くとか。
国際線だから2時間前には空港についていたいし、朝だから最大2時間かかったとすると…AM 3:30くらいにバスに乗るしかないね!!って話に奥さんとなりましたが…空港泊にしてもよかったですね!笑
あまりに早すぎたため、妥協して4:00のバスに乗ることにしました!
AM 3:30に宿をでます。朝、というか夜ですのでもちろん真っ暗です。
イスタンブールは眠らない街なので、街中に人がいます。屋外テラスで人がたむろしていましたが、飲んでいたのか、朝ごはんを食べていたのかわかりません。
ただみんなテンションが高い。やたら路地で絡まれます。
おいおい、君らは深夜テンションかもしれないけど、まだこっちは寝起きだよ!!!
いつものことですがやや不安な治安状況を感じたため、急ぎ足でバス停へ向かいました。
サビハギョクチェン空港へのシャトルバス乗り場はタクシム広場から徒歩15分くらい。明るければ余裕だと思いますが、暗いと割と怖いです。
始発は3:00頃からあり、30分間隔くらいで出発します。僕たちは4:00前には到着して4:00発のバスに乗りました。
値段は15トルコリラ(270円)、以前の情報より値上がりしてました。
※僕たちがトルコを訪れた時からトルコリラ暴落が始まりまして、格安で移動できました。
結局1時間足らずでサビハギョクチェンへ到着!朝ならスムースに移動できますのであまり余裕は持ちすぎなくてもなんとかなりますのでゆっくりで大丈夫ですよ!
サビハギョクチェン空港のプライオリティパスラウンジ
チェックインは速やかにできたのでいつものようにラウンジへ!こういう時は嫁のほうが速足です。
すると先に入った嫁から悲鳴が。
嫁「ねえ!!!!ビールサーバーがあるよ!!!」
なんと、サビハギョクチェン空港のラウンジにはEFESのビールサーバーが!無限にビール飲み放題です。
うまいけど…朝からビール飲んでいたらいよいよダメになりそうなのでしぶしぶ1杯で我慢するも
嫁「私たち現時点でNEETなんだから、飲んでもダメさはあまり変わらないよ」
と豪快にEFESを飲む嫁。そしてさらに
嫁「日本は恋しくならないけど、日本酒と焼酎が恋しいよね!」
激しく同意するけど、あんたが言うな!!!!
早朝ハイになっていた僕たち2人だったので、あっというまに搭乗時間になりました。
イスラエル行きは本当に手荷物チェックが厳しいのか?!
そういえば既にイスラエル入りしているNずみから
Nずみ「イスラエル行く飛行機は搭乗前に質問がヤバいよ!!下手すると荷物をひっくり返されてめっちゃ時間かかるよ!!うえーい!!」
という事前情報を聞いていたのでややビビりながら手続きしました。確かにソースは不明ですがイスラエル人職員が航空会社に紛れ込んでるとか眉唾物の噂話を僕たちも聞いおり警戒してました。
むむ?
むむむ?
何事もないやないかーーーーーーい!
そして無事にトルコ有数のリゾート地であるアンタルヤにトランジット。ビーチ好きの我々からするとぜひとも海に行ってみたかったのですが、アンタルヤはまあ目玉飛び出るほど物価が高いので見送ることに。お金もちになったら帰ってくるよ…
(嫁「絶対こないよ、離島いきたいもん」と言われたのは忘れたことにします)
そしてアンタルヤでのイミグレでも
イミグレ「どこいくん?」
旦那「テルアビブ行くよ」
イミグレ「イスラエルね!おっけー!気を付けて!」
なんだ楽勝じゃん!!!
なんて思っていたら搭乗ゲート前で事件が起きます。
なぜかテルアビブ行きの搭乗ゲートのみロープが張られ物々しい雰囲気。
中に入ろうとすると
荷物をひっくり返せ、靴をぬげ、靴下も脱げ
え?靴下もっすか??ありとあらゆるポケットをほじくられ荷物を確認されました。人生でこんなに荷物をひっくり返したことは、奥さんから誕生日にもらったペンを本気で紛失したと思った時以来です。※結局スクラブのポケットに入っていたんですが。
でも、おかげでバックパックの中身が綺麗に掃除されました。掃除嫌いな僕にとってはとってもありがたいシステムだったんですけど奥様は大変ご不満だったようです。
あ、もちろん身体検査は男女別ですよ!
搭乗ゲート前もなんだか隔離されて物々しい雰囲気です。もちろん何事もなく通過しましたが、柵を乗り越えようとしている人は怒られて連行されたりしていました。怖い怖い。それだけテロや事件に敏感なんでしょう。
しばらく前にトランプ大統領がエルサレムを訪問し、国際的に大きな話題となりましたが、それもうなずけます。
それはさておき、搭乗ゲートをくぐってからは恐ろしく何事もなくテルアビブ国際空港に到着しました!!!!!
※ちなみに僕たちより先に到着していたカッパドキアで知り合ったKすけ君は、イラン入国歴があったことから2時間ほど拘束され尋問されたみたいです。
イスラエル入国するとパスポートにスタンプは押されずこんな入国カードをもらえます。
パスポートにイスラエルスタンプが押されているといろいろ面倒ごとになるようで、基本的にはカードでもらえます。どうしてもスタンプがほしい人は聞いてみてもいいかもしれませんが、責任はとれません( ;∀;)
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テルアビブ国際空港からエルサレム市内への移動
テルアビブ空港から首都エルサレムまでは車で1時間程度離れています。そのためタクシーや乗り合いバンで移動することが多いです。このため空港から出る前にATMでシュケル入手しておくことをお勧めします!
一番簡単かつ安く市内へいく方法は乗り合いバンです。国際線出口を出ると、【Shuttle】の看板があるのでそちらに向かいます。
とは言ってもその辺の人に、エルサレムに行きたい!!と言えば案内してくれるのでそこまで心配ありません。
バンはこんな感じ。
エルサレムで滞在するホテルで地区を分けられ、シャトルに乗り込みます。ほぼホテル前でおろしてくれるので快適です。
しかし、自分のホテルが空港から遠いほど回り道されて到着するのでめっちゃ時間がかかるので注意です!
シャトルに乗り込むと乗車賃を回収されます。
ネット情報ではもう少し安い値が出回っていましたが、僕たちが乗車したときは70シュケル(2100円)でした。
さっそくたかい!!!!!!!
イスラエルの洗礼を受けてビビる僕ら。さすがビッグマックセット1000円クラスの国。
30分くらいして満席になるとようやく出発します。この時すでに16:00。翌日友人のNずみ君と死海に行く約束をしていたため、本日中には旧市街地(エルサレムの観光地。三大聖地がある)を回っておきたいところ…僕は高い運賃よりも、早く出発しないか気が気じゃなかったです、とにかく。
バスはイスラエルに向けてエルサレムを縦断していきます。
スタイリッシュな空港でした。さよならテルアビブ!
余談ですが、僕は海外にでると異常なまでに神経質です。特に安全に関しては。
そうこれは奥さんを連れているから、というのもありますが1人でもそんな感じです。とりわけ乗り物に乗った時はすごいです。基本誰も何も信用していません。どこに連れていかれるのかわかったもんじゃないですから!!
嫁「気にしすぎだからふけるんだy…」
というわけでルーティンで本当にエルサレムに向かっているか確認していました。
異世界。塀はすべて有刺鉄線で囲われ、ライフルを持った兵士で守られた検問は初めてみる光景でした。
もちろん嫁は爆睡。
結局2時間程たくさんの人々をおろしつつ、僕たちの泊まる宿【stay inn hostel】に到着。この宿、一泊2000円くらいしますが、これで一応僕たちの予約時はエルサレム最安値でした。
嫁「絶対2日ででるからね」
それでも部屋はめちゃめちゃ綺麗、爆速のwi-fiあり、なんとレモン水とコーヒーが飲み放題で嫁の機嫌はよくなってました。
21:00からロビーでカラオケ大会が始まる以外はめちゃめちゃいい宿でした。値段がやすければ…
さてそんなことはさておき!
僕たちには時間がありません。明日はNずみ君と死海に行く約束があり、明後日にはエジプト抜けを企画していたためできることなら今日中には旧市街地の観光を済ませたい…。
しかしすでに時間は18:00すでに周囲は少しずつ暗くなり始めていました。
嫁「今日中に観光できなかったら、旧市街地はなしね!」
と、くぎを刺されていたため、どうしても回らなくてはいけませんでした。しかし宿の人に聞くと
宿「今から全然回れるぜ!早く行きなよ!」
おお、まじか。そしてどんだけ旧市街地狭いんだ!?と思いつつもめっちゃダッシュで向かいました。間にあえーーー!!
夕方から回れる旧市街地・三大聖地。
宿から旧市街地まではほぼ2kmくらい。思ったよりも圧倒的に都会だったエルサレムの街は写真を撮る暇すらありませんでした笑
20分でようやく到着!!!まずは目的地のイエスの墓を訪ねます。
イエスの墓は「聖墳墓教会」というなんともものものしい名前。
嫁「これなんて読むの」
旦那「せいふんぼきょうかいだよ」
嫁「ふーん」
・・20分後
嫁「これなんて読むの」
旦那「せいふんぼきょうかいだよ」
以下繰り返し。だいぶ慣れました笑
ちなみにイエスの墓ですが、英語表記だとまじでわかりません。
英語名は【church of the holy speulchre】と言いますのでMaps.meではこちらで検索してください!!!
しかし旧市街地はまるでダンジョン。
こんな路地が所狭しと連なってます。
しかもエルサレムは三大宗教の聖地というだけあって路地によってお土産が特徴的です。
聖墳墓教会周辺ではロザリオ、岩のドーム周辺ではイスラム模様のお皿、その他の地区ではユダヤ教のキッパ(ユダヤ教の帽子)が売られてたりします。
不思議な光景です。おそらく世界中どころ見ても、同じ敷地内でこれほど異宗教の混在・共存しているのは見たことありません。
他宗教国家の日本も似たようなものかもしれませんが。以前TED京都で多神教の面白さについて語った住職さんのお話を思い出しました。興味のある方はぜひご覧ください。
地図を頼りになんとか到着しました。
聖墳墓教会はかの有名なゴルゴダの丘があったとされる場所に建立されたイエスの墓です。この墓にイエスが埋葬され3日後に復活したとされている伝説が残っている場所でもあります。
そのため、今でも世界中のキリスト教徒にとってみれば聖ピエトロとならんで重要な聖地です。
聖ピエトロ大聖堂を訪れた時も思ったことですが、歴史を超えて多くの人を引き付ける思想には人智を超えた力があると感じます。もちろん音楽や芸術もそうですが、そういった神秘的なパワーを感じざるを得ない時があります。
宗教に興味がない奥様も
嫁「なんか不思議な雰囲気だね…」
夫婦してボキャブラリーが乏しいなあと書いていてむなしくなります。笑
時間もないので次の目的地に。
嘆きの壁 Wailing Wallはかつて存在していたエルサレム神殿の西側の外壁を指しており、現在ではユダヤ教の最大聖地となっています。数年前にトランプ大統領が嘆きの壁を訪問したことは、世界的に大きな衝撃を与えました。
嘆きの壁は夕方にも関わらずすごいひとです。
僕も壁に嘆きに行こうとしていってみると
職員「Nooooooo!!!!!」
え?観光したいだけなのになぜか全力で制止されました。
嫁「ひげが伸びすぎてテロリストだと思われたんじゃないの?」
いやいやそんなわけあるかい!
よく見ていると周りは女性だらけ。なるほど、後々調べてみると最近嘆きの壁は男女別に礼拝することが義務付けられたようでした。※単に僕の調査不足です( ;∀;)
なんでも右は女性専用、左は男性専用だそうです。
周りの皆様に謝って気を取り直していってみると、たくさんの人が壁に祈りをささげています。ユダヤ教の礼拝を初めてみましたが、なんとも不思議でした。
壁にひたすらお辞儀をする。
嫁「よく見えなかったんだけど、あれなにしてるの?」
嫁は離ればなれになる可能性があったため、女性側に入らず遠目から壁を見ていました。
旦那「こうやって壁に祈ってるんだよ。ほら頭下げてるじゃん」
嫁「うそでしょ?またそうやって私のことバカにして!壁に頭下げてるだけなわけないじゃん!」
いや、壁に祈っているんですよね。冗談じゃないのに…。
はい、ここでタイムアップでした。岩のドームまでたどり着けず!!!!!暗くなるから帰ることに。
ライトアップされ始めた岩のドームを横目に泣く泣く帰りました( ;∀;)
結局この日の晩御飯は旧市街地近くピザショップでかったピザ1枚 29シュケル(約900円)。お腹いっぱいになって就寝しました。
いよいよ明日は死海に行きます!
そしてまたDr仲間のNずみ君が登場しますのでこうご期待!!!!
更新が滞りすぎてやや記憶がうすれつつあります( ;∀;)がんばって更新します。今後もよろしくです。
旦那
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